今回は前回サイクロナス転生疑惑を紹介したスカイワープ(23、スカイワープ、1980円)でござる。
スカイワープはダイアクロンのジェット機ロボがトランスフォーマー商品として流用されたものでござるが、ダイアクロン商品は2種類、アクロバットタイプと超高速戦闘機タイプでござる。
アクロバットタイプは、サンダークラッカー(24、サンダークラッカー、1980円)に、超高速戦闘機タイプは、スタースクリーム(22、スタースクリーム、1980円)に転生したでござる。 そう! スカイワープこそが、トランスフォーマー専用カラーリング1号でござる。
黒と紫の配色は、後のデストロンカラーと呼ばれる、イメージカラーに生ったでござるな。
以後、インセクトロンや、アストロトレン(後期版)、モーターマスターに引き継がれ、紫色をアクセントに置く事によりデストロン陣営である事を主張するようになるでござる。
その一例が、ビルドロン部隊や、ブリッツウィングでござる。
スカイワープの最大の特徴は、瞬間に一定距離をワープする能力がある事でござる。
コレは体内にワープ装置が有るわけではなく、スカイワープ自身の超能力のようでござる?
しかし、性格はメガトロンには忠実であるが、不正確な指示により、混乱するとあるでござる。 ようするに自分自身で考えて行動するのが苦手な兵士でござるな。
商品展開にみるスカイワープはスタースクリームの新商品が販売されるたびに成型色変更品で販売されたり、サンダークラッカーの成型色変更品だったり、別商品の成型色変更品だったりする場合が多く、元からスカイワープとして販売された商品が無いのが現実でござる。 ただ、唯一の例外が、アルマダ版のスカイワープ(国内ではトイザらス限定販売、USAエディション、スカイワープ、2799円)がアルマダ版スタースクリーム(MD-02、スタースクリーム、2980円)の頭部及び翼とミニコンを変更した専用タイプでござる。 それでも、完全新作でない辺りが彼らしいのでござろうか?