海外で展開されたトランスフォーマー・ユニバースは、既存商品を再販売する為にユニクロンが次元を超えてデストロン兵士を召喚するのに対抗しプライマスも次元を越えてサイバトロン戦士を召喚し、ユニクロンの陰謀を阻止する(?)と言う設定が与えられたシリーズでござる。
で、今回は前回に続きスカイワープ(国内ではトランスフォーマーステーション限定販売、スカイワープ、2200円)でござる。
ユニバース版のスカイワープは、ビーストマシーンズ商品のソニックアタックジェット(日本未販売の量産型エアドローン)の成型色変更品でござる。
詳しくは解らないでござるが、このユニバース版スカイワープは、G1のスカイワープが召喚され、新たなボディを与えられたのか、ビーストマシーンズの量産型エアドローンが自我を持った個体なのかイマイチ不明でござる。(米国ではコミックが販売)
量産型エアドローンのバリエーションはジェットストーム(日本未販売のDXサイズ)やRID版のジアクサス(日本未販売)やストームジェット(国内ではトイザらス限定販売、1699円)等が販売されたでござる。
さて、商品の方は、着陸脚を備え収納可能でござるが、コロがし走行が不可でござる。
また、バネによるミサイル発射ギミックを有し、エアドローン特有の機首が飛び出すギミックは、そのまま残されているでござる。
内蔵ののスパーククリスタルはヴィーコンでござるが、G1デストロンマークが上書き貼付されているでござる。
ロボットモードの頭部は、元の量産型エアドローンのままなので、スカイワープらしくないでござる。
まあ、カラーリングが黒と紫なのでスカイワープらしいでござる(笑)。
言い換えればソレっぽい配色だと、スタースクリームやスターセイバーでも可能でござるか(笑)。
ロボットモードでござるが、上半身にボリュームがあり、足が細く短いのが気になるでござる。
しかも、脚部のボールジョイントが曲者でバランスが取り難く、上手く立たないでござる。
両腕にミサイル発射機能を有する処はジェットロンと同じでござる。
また、ビーストマシーンズのTVアニメでは1本足のホバーモードと呼ばれる形状で描かれていたでござる。
もちろん同ギミックは継承されているでござるが、販売時期が2004年のトランスフォーマー・スーパーリンクと同時期だったので、日本語の説明書では、ハイパーモードと表記されているでござる。
このユニバースでは、マシンウォーズ版スタースクリーム(日本未販売)の販売も予定されていてでござるが、キングアトラス(e-HOBBY限定、13、キングアトラス、3500円)としてサイバトロン陣営で販売されたでござる。 結局、ジェットロン3人集であるスタースクリームとサンダークラッカーは集合する事がなかったでござる。 同型にスタースクリームもサンダークラッカーも居ない珍しいスカイワープでござる。