ごきげんようでござる!
前々回に続きバンブルビーネタ3連発目で、今宵は2010年より展開のフューチャーカーに変形する「トランスフォーマー ユナイテッド」版バンブルビー・サイバトロンモード(UN-02、バンブルビー・サイバトロンモード、2415円)の紹介でござる!
本品は2010年に海外展開された「ジェネレーションズ」版サイバトロニアン・バンブルビー(日本未販売)のメタリック塗装仕様で販売された商品でござる。
日本展開の「トランスフォーマー ユナイテッド」は様々な時代・舞台で展開するトランスフォーマーの歴史を新規玩具(?)により振り返るシリーズで、ユナイテッドのみのストーリー展開は無いでござる?
本品は一応、バンブルビーのサイバトロン星での姿を再現した商品でござるが、元ネタは海外販売のゲーム「ウォー・フォー・サイバトロン」のデザインであり、アニメ「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」に登場したバンブル(11、バンブル、500円)のセイバートロンモード(未販売)ではないでござる。
なお、日本版パッケージは前シリーズの「トランスフォーマー アニメイテッド」のパッケージ形式を引継ぎシリーズの継続性をアピールしており、SEGAゲーム筐体対応のカードが付属するでござる。 ただ・・・ 商品によってはカードが付属しない不親切な商品仕様は辛いでござるよな。
しかも、本シリーズはアニメイテッドからのファンを優遇したためか、役職名がオートボット・高速戦闘員になってしまっているのでござるよな。
一応G1の時代を想定しているのでござるから情報員にしてほしかったでござるよ。
しかしまあ、ヴィークルモードのデザインは海外ゲーム版のものとはいえ、現代風にアレンジされたSFデザインのフューチャーカーは説得力があり、日本版のメタリック仕様が映えるデザインでござる。
うむ、やはりSF的なデザインを強調するならメタリックカラーでござるよな。
なお、本品のヴィークルモードでは武器パーツのエナジーガンを内側に収納できる以外は転がし走行しかギミックが無いでござる。
ロボットモードorヴィークルモードの変形は腕部・脚部が細かく折りたたまれており、少々複雑でキッチリと収めにくいでござるが、小太りなプロポーションは正にバンブルと呼ぶに相応しいでござる。
まあ、拙者的には足が細いところが気になるでござるが、セイバトロンモードなのでOKでござるかな。
そう、SFデザインの利点はロボットモードを優先させた場合、ヴィークルモードが多少変なデザインになっても許されるので設計は楽そうなところでござるかな?
まあ、あまりに奇抜なデザインに走りすぎてモトネタすら分らなくなる劇場版デザインのことを思えばG1版バンブルを尊重したデザインであることは評価したいでござる。
そして、バンブル系商品では珍しく専用の手持ち武器(エナジーガン)が付属するのも嬉しいでござるよな。
エナジーガンのデザインもちょっと銃火器らしくないデザインが異星のメカニックぽくて良いでござる。
そして何よりアニメイテッド版バンブルビー(TA-02、バンブルビー、2415円)の影響を受けたエナジースティンガー(ブレード)が両腕に折りたたまれているのが興味深いでござる。
確かに情報員バンブルより戦闘的になったので高速戦闘員の役職名は間違いじゃないでござるよな・・・ 後々のUN-07版バンブルビー(UN-07、バンブルビー、2415円)の事を考えなければ。 (笑)
なお、本品での設定はバンブルビーがセイバトロン星にいた頃の本来の姿で、仲間より小さな体と素早さを最大限に活かしたスパイ活動を得意としており、性格は物事を気軽に考えてしまう事でピンチになる事も多いでござるが、持ち前の明るさと機転を利かせて絶望的な状況をチャンスに変える事ができるそうでござる。
能力値は体力(6)、知力(8)、速度(6)、耐久力(5)、地位(5)、勇気(10)、火力(3)、技能(9)で設定されており、G1版やアニメイテッド版バンブルビーと異なっているでござるが劇場版バンブルビー(MA-03、バンブルビー、2310円)の能力値を引き継いでいるでござる。
商品的には面白い存在でござるが、日本での「トランスフォーマー ユナイテッド」は映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」商品販売までの繋ぎでタカラトミーが本気を出していないことが悔やまれるでござる。
そう、何故にタカラトミーは売れそうな商品の出荷数は少なく、売れ無そうな商品の出荷数が多いのか疑問でござるよな?