トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ウルトラマグナスなかのひと

2011-07-15 14:43:39 | TITANIUM

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ごきげんようでござる!

前回に続いてサイバトロンモードのトランスフォーマーで今宵はハズブロより販売された「トランスフォーマー タイタニウムフィギュア」で、ウルトラマグナス(トランスフォーマータイタニウムフィギュア、ウルトラマグナス(ウォー・ウィズインバージョン、3150円)の紹介でござる!

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さて、本品はダイキャストを使用した6インチクラスの可変・アクションフィギュアで2007年に㈱トミーダイレクトより輸入販売された商品ゆえにパッケージ底側には日本語表記のシールが張っているでござるが、海外販売品と全く同じで説明書やミニカタログなどは英文表記のままで、日本語仕様の説明書は付属しないでござる。

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本品は米国コミック「トランスフォーマー ウォー・ウィズイン」に登場(?)するウルトラマグナスのサイバトロンモードを商品化したものでござるが、金型はタイタニウムフィギュア版オプティマスプライム・ウォー・ウィズインバージョン(日本販売では2007年にトイザらス限定セット販売品、トランスフォーマータイタニウムフィギュア、オプティマスプライムVSメガトロン、5999円)の成型色変更品でござる。

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商品設定上は如何なっているか判らないでござるが所謂、強化アーマー(アウターアーマー)を脱ぎ捨てた姿なのか、時代的に強化アーマーを装着するまえの姿なのか判断しかねるでござるな?

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しかしまあ、造形的にもカラーリング的にも悪くないので、ウルトラマグナスであると言われればウルトラマグナスで通用するでござるな。

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なお、本品はダイキャスト製のパーツを多く使用しており重量感が楽しめるアクションフィギュアでござるが、関節部が緩く手足がポロポロ取れてしまう欠点がある上にダイキャストパーツの塗装部分が剥げやすくもあるのでござるよな・・・ 更に困った事に、ダイキャストの鈍器の如き重量感を楽しめる反面、武器パーツ(若干歪み有)が軟質素材でフニャフニャなのでござる?

まったく・・・ 米国の玩具安全基準は如何なっているのでござろうか?

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更に、シリーズ共通台座に飾られるのは良いとしても・・・ 本品のパッケージ収納状態では武器パーツは左手に保持していたり、説明書の変形説明では肩アーマーの向きが間違っているなどいい加減さが目だってしまうでござる?

まあ、パッケージ状態での左手保持は斜めに収納している為の弊害かもしれないでござるが、キャラクターに拘りを感じられないのが残念でござるよな?

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なお、ウルトラマグナスの設定では、自らを司令官の器でなく一介の戦士でありたいと願う優秀なオートボットの戦士で体力(9)知力(9)、速度(6)、耐久力(8)、地位(8)、勇気(9)、火力(6)、技能(8)の能力値で設定されているでござる。

本品の武器に関する記載は特に無いでござるな?

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さて、本品はダイキャスト製パーツを用いたアクションフィギュアとはいえトランスフォーマーでござるからヴィークルモードへの変形も可能でござる。

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ヴィークルモードはちょっと表現出来にくいデザインでござるが、一応SFデザインのトラックのようでござる?

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なお、本品のヴィークルモードへの変形は簡略化されているので、ロボットモードに重点を置いたデザインでも、それらしく見えてしまうのがSFデザインの便利なところでござる。

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タイタニウムフィギュアはタカラトミーの開発陣が協力している訳でもないのでハズブロ独自の解釈で設計しているのが特徴でござるな。

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なお、本品のヴィークルモードでは転がし走行以外のギミックがなく、付属の台座もヴィークルモードには対応していると言いがたく、あくまでロボットモード中心に設計されているでござる。

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設計思想としては、日本の超合金ロボット玩具とアクションフィギュアを足してトランスフォーマーで割ったような感じのコレクター向け商品のようでござるかな?

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しかしまあ、一番問題なのは日本語訳で販売された「トランスフォーマー ウォー・ウィズィン」の販売が1巻で休止されてしまったので、本当にコミック本編にウルトラマグナスが登場していたのか確認できないのが一番辛いところでござるよな?