ごきげんようでござる!
台風12号の影響で停電になり更新できないばかりか画像ストックや新たに写真を撮るだけの時間が無く真っ暗な夜を過ごすハメになったでござる・・・
今宵も暗黒司令官なネタで1999年に「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」商品としてトイザらス限定販売が行われた、ブラックビッグコンボイ(C-35、限定版・ブラックビッグコンボイ、2980円)の召喚でござるな。
本品はビッグコンボイ(C-35、ビッグコンボイ、2980円)の成型色変更品な訳でござるが、パッケージ及び取扱説明書とカードはC-35版ビッグコンボイと共通で、パッケージには限定版ブラックビッグコンボイの商品名と専用バーコードが貼られているでござる。
なお、本品は前年度にトイザらス限定販売されたブラックライオコンボイ(C-16、限定版コミックボンボンオリジナル・ブラックライオコンボイ、2980円)に続く黒色仕様商品でござるが、本品では所謂ブラッココンボイ(D-012、ブラックコンボイ、3980円)のカラーリングが確立されておらず、マンモスの目の塗装のみに片鱗がうかがえるだけでござる。
しかしまあ、黒色のマンモスちゅーものも実に悪役らしい風体でござるが・・・
設定上は一応サイバトロン所属のビースト戦士(?)らしいでござる。 (笑)
なお、商品ギミックはC-35版ビッグコンボイと同じで、頭部レバーを引くとマンモスの鼻が動き、耳を引っ張ると牙が動くアクションギミックが儲けられているでござる。
更にアタッモードであるマンモスタンクモードに変形してミサイルやマンモスハーケンを打ち出すミサイル発射ギミックを備えているでござる。
商品上ビーストモードでは脚が動かない分のアクションギミックとアタックモードでのミサイル発射ギミックの使い分けは面白い設計なのでござるが、マンモスハーケン(×2)の発射ボタンは押しやすいでござるが、ダイヤル式ミサイル発射ギミックを採用したビッグキャノンのダイヤルは回しにくいでござる。 (笑)
明らかに設計ミスでござろうな?
しかしまあ、ただでさえマンモスに遭遇したら怖いでござるが、なんだかよくわからないマンモスタンクに出会ったら戦意喪失じゃ収まらないので案外心理的に考えられたアタックモードかもしれないでござるな?
そう、戦場では無駄に戦わないのも戦略でござるから、威圧感のあるデザインも大切でござる。
当にブラックビッグコンボイのカラーリングは黒の重騎士というか魔王というか近寄りがたい独自の風格があるでござる。
まるで仏壇仏具を思わせるカラーリングは仏教神話の神々に似た神々しさもあるでござる。
黒の破壊神と呼ぶほうが良いでござるかな?
しかし、こんなブラックビッグコンボイでも設定上では、宇宙の危機を感じた超コンピューターのベクターシグマ(未販売)が密かに作り上げたビッグコンボイの影武者と呼べるようなサイバトロン戦士で、本人のクローン(コピー)なのか外観が似ているだけの別人か分らないでござるがビッグコンボイに忠誠を誓っているそうで敵対心は無いでござる?
能力値はパワー(10)、知力(10)、スピード(8)、耐久力(10)、階級(10)、勇気(10)、火力(8)、テクニック(10)で、ビッグコンボイとは異なるようでござるな?
なお、ブラックビッグコンボイの設定や能力値は本品に記されていないでござるが、コミックボンボン誌上にて紹介されていたそうでござる?
本品に付属するマトリクスもオレンジ色で塗装されており、なんとなくダミーぽい感じがするでござるな。
一部隊の指令菅ごときに影武者を立てる必要があるのか疑問でござるが、敵(ブレントロン陣営)がビッグコンボイに一目置いているのであれば陽動の意味もあるでござる。
しかしまあ、戦力的な本音を言えばワンマンズアーミーの二つ名をもつビッグコンボイ並みの戦力を量産したくなるのがサイバトロン司令部の本音でござろうな。 (笑)
一応は正義の軍隊において人道的クローン問題とか生体実験イロイロと表に出したくないタブーもあるはずでござるから、影に潜んで隠密行動する部隊もあるでござろう?
拙者的には、ブラックビッグコンボイは彼と同じく黒色の成型色変更品サイバトロン戦士で構成されたステルスフォースと呼ぶべき影の部隊の指揮官として解釈しているでござる。
何せ、相手が忍者集団のブレントロンでござるから、忍者部隊が存在していてもおかしくないハズでござる。 (笑)
アニメ本編の表舞台にも立てない限定品は人知れずプレミア値を背負って闇で活躍している方が似合うはずでござるよ。
そう、たとえ威圧感のあるデザインでも影は影でござる。 (笑)
しかしまあ、公式設定が表に出てこない以上、ユーザーによるオレ設定で遊ぶのが一番よいハズでござるよな。
魅力有る玩具もそうでない玩具も思い入れひとつでお気に入りキャラクターに成るでござるからマイナーキャラも面白い存在でござる。