よいこのみんな元気にしてるでござるかな!
今宵は「トランスフォーマーアニメイテッド」より、オートボットの頼れる救急医療員、ラチェット・サイバトロンモード(TA-40、ラチェット・サイバトロンモード、2415円)の紹介でござる!
本品は2009年に先行販売された海外版サイバトロンモード・オートボットラチェットの塗装をメタリック仕様に変更し2010年9月に日本販売された商品で、TA-04版ラチェット(TA-04、ラチェット、2415円)の地球の救急車をスキャニングする前のサイバトロンモードを再現した完全新作商品でござる。
と、言っても商品は旧G1版玩具ラチェット(TFS通販、ラチェット、1700円+4PTS)と同型であるアイアンハイド(コレクターズエディション、98、アイアンハイド&99、ラチェット、6000円)の玩具ネタを引き継ぎ、アイアンハイド(TA-44、アーマーハイド、2415円)と共通金型で、頭部と成型及び塗装を色変更した商品でござる。
なお、本品は対決セットが販売されておらず単品販売のみで、SEGAゲーム筐体対応カードが1枚付属するもののデザインはサイバトロンモードじゃないでござる。 (残念)
さて、本品はサイバトロンモードと云うので謎の4脚ヴィークル(?)だったりするのでござるが、ロングアーム(TA-14、ディセプティコンショックウェーブ、3780円)のヴィークルモードも同様の四脚ヴィークル(?)なので本シリーズのサイバトロン星では一般的なデザインかもしれないでござる?
設定上のヴィークルモードはクローラー走行のようでござるが、商品ではクローラーはダミーで車輪が仕込まれており、転がし走行が可能でござる。
ヴィークルモードでは転がし走行以外のギミックはないでござるが、なんだか親しみの湧くデザインだったりするのでござるよな?
そう、拙者的には劇場版ラチェット(MA-02、オートボットラチェット、3675円)と同じく黄緑色の塗装も似合いそうなデザインだと思うでござる。 (笑)
ロボットモードは若干胸部デザインがアニメ作画と異なるでござるが、概ねイメージ通りの仕上がりでござる。
ただ・・・ 日本版のメタリック仕様はアニメのイメージと若干違っているのがファンとしては難しいところでござる。 (笑)
なお、商品上では「若き日のラチェットの姿(?)」と紹介されており、頭部はキズのない造形で仕上げられているでござる。
TA-04版の頭部と交換してグレートウォー後の姿に改造してもよいかもしれないでござるな?
さて、ラチェット・サイバトロンモードの設定は、「グレートウォー」と呼ばれた惑星サイバトロンにおける過去最大の戦いを生き抜いた、若き日のラチェットの姿で元々は民間の医療員だったようでござるがオートボットに徴用されたようでござる。
ラチェットは医療用機器のショックパドルによる電撃を使う事で、相手を傷つけずに無力化させる戦法を編み出しており、ラチェット自身が最後まで医療員でありたいと願う最善の戦い方だそうでござる。
なお、能力値は体力(5)、知力(9)、速度(6)、耐久力(7)、地位(5)、勇気(10)、火力(4)、技能(10)と設定されており、TA-04版と変わりがないでござる。
ショックパドルは背中に収納が可能で、両腕に取り付けて右腕のレバーを押すことでパンチアクションが若干楽しめるでござる。
なお、両腕の形状は握りこぶしである為にTA-04版の工具類を持たせる事ができないでござる。 (残念)
しかし、左腕にはロックダウン(TA-08、ディセプティコンロックダウン、2415円)に付属する電磁パルス発生装置を取り付ける事が可能で、本来の姿を再現可能でござる。
劇中との連動ギミックを再現できるのはポイントが高い商品でござるな。
しかしまあ、本品が販売された経緯は色変えのパワーアップ品(エリートガードバージョン)に成らず、別キャラクターであるアーマーハイドとのコンパチを想定して設計された事が大変喜ばしい事ではあるでござる。
そう、だいたいのオヤジキャラの場合はパワーアップでも色変えで済ませてしまう傾向にあるでござるが、玩具ネタゆえのマニアックな設計に助けられたでござるよな。 (笑)