ごきげんようでござる!
11月14日は「いい石の日」だそうでござる。
まったく日本人は語呂合わせな記念日が好きだと嘆きたいでござるが、「パチンコの日」などという風情もない記念日のことを思えば、拙者は断然「いい石の日」を推奨したいでござる! (笑)
ちゅー事で今宵は日本未販売の岩石超人、ロックショット(ロックローズ、ロックショット、日本未販売)の紹介でござる!
拙者が本品を箱および説明書なしの状態で入手した為に詳細は分からないでござるが、本品は1986年頃(?)にバンダイが「岩石超人」の新作として米国で販売された「ROCK LORDS」商品の1種でござる。
日本での岩石超人は「マシンロボ」に組み込まれたでござるが、米国販売(トンカより販売)では「GOBOTS(日本名、マシンロボ)」とは独立したシリーズだそうでござる?
本品は日本で販売された岩石超人と異なりアクションギミックを内蔵したショックロックスと呼ばれるカテゴリーで、ロックショットは引き出した石球をスイッチ操作で巻き取るリールギミックを内蔵しているでござる。
岩石らしいギミックではないでござるが、岩石形態にしか変形できない日本版商品よりも優れているでござる。 (笑)
変形は簡易でござるが、プロポーションは標準的な岩石超人体形でござるが、なんとも生物的なデザインでござるよな。
マシンロボでの岩石超人と違いロックローズは設定的にヒロイックファンタジーに登場する怪物(?)とかの登場キャラクター的な存在のようで善と悪に分かれて戦っていたようでござる?
なお、ロックショットは悪側の商品のようでござるが、説明書が無いうえに海外作品である「ロックローズ」の情報が殆ど無いので詳細は分からないでござる?
そう・・・ 拙者も当初は本品の説明書が無い為に正しい遊び方が分からず、左肩のスイッチはダミーだと思っていたのでござるが・・・
石球を乗せた左手を後ろに回せばロックがかかり、左肩のスイッチで石球を投げるアクションが隠されていたでござる!
右肩のスイッチはリール巻取りのスイッチになっているでござる。
なお、本品(ショックロックス)には武器パーツが付属しないでござる。
アクションギミック内蔵でござるから武器パーツなどの付属品を無くす心配はないでござるよな。
これで可動範囲が広ければポージングの幅が広がるのでござるが、そこは当時の岩石超人なので仕方が無いでござるよな。
ちゅー事で、日本での岩石超人はイロモノ的存在で人気もイマイチだったでござるが、米国では独立したTVアニメや劇場用映画まで製作されたそうでござるから、日本人と米国人では趣向が違う事を象徴する商品でござるよな。
しかしまあ、拙者は岩石超人が好きでござる。 (笑)
ただ、モチーフの関係で色味が地味になりがちで、パッと見チープトイ風なのが、残念。岩石超人じゃなくて、ロックモンスターとしたらウケが良かったのでは。結構同系のシリーズも多いから、おもちゃ箱の中に、石ころがゴロゴロあるのは想像しただけでニヤけてしまいます。
投石は本体と同色か、宝石みたいにして、獲物をおびき寄せて襲いかかるとかの設定があってもよかったんじゃないかな。丸分りの武器パーツというか、別パーツはいかがなものでしょう。
拙者も石球は黒じゃなく体色と同じ方がいいと思うのでござるが、石球は本体と同じプラスチックではなく、安全対策の為かポリ製パーツのようでござる?
メガトロン「こいつから殺していいのか…って、あれ?」
ブラジオン「あのハゲバイク野郎…どこ行きやがった!
見つけたら叩き切ってやる!」
(注意:全てTFアメコミのネタです)
傘下に落ちた敵の厳しい措置はさすがに米国でござる。 (笑)