ごきげんようでござる!
序でなので、今宵もジープ系トランスフォーマーで、1984年に販売されたサイバトロン・ミニボット部隊攻撃員、ゴング(15、ゴング、500円)の紹介でござる!
本品は1983年に販売されたミクロマン商品、ミクロロボットCARのジープ(MC-04、ジープ、500円)の金型を一部改修し、成型色の変更とシークレットエンブレムを貼り付けられた商品なのでござる。
さて・・・ 問題なのがシークレットエンブレムの貼り付け位置なのでござるが・・・
わざわざ天井部分にシークレットエンブレムを貼る為に金型を改修して凹みを設けたのにもかかわらず、左側のドアに無理やり貼り付けているのでござるよな?
何故でござろう?
車体後部のメーカー刻印もHASUBROのメーカーも加えられ、TAKARAの表記位置も変更されているでござる。
ロボットモードは、怪力自慢の設定があるでござるが、デザイン的に貧弱に見えてしまうのが情けないでござる・・・
しかし、他のミニボット商品と比べれば大柄なロボットモードでござる。
そう・・・ 初期トランスフォーマーは小型の商品でも個性豊かで劇中にも頻繁に登場したでござる。
しかし、劇中デザインは商品と異なって、TVアニメの印象が強いだけに残念な印象があるのでござるな。
しかも、ゴングは、商品切り替えの為に劇中(トランスフォーマー・ザ・ムービー)で戦死しており復活する事は無かったでござる・・・
そう・・・ 金型も再改修されて、アウトバック(C-59、アウトバック、500円)として販売された訳でござるな。
しかし!
2002年に海外でキーチェーンを追加した商品として復活し、日本でも2003年にミニボット・キーチーン(全8種、各380円)として販売されたでござる。
ミニボット・キーチーンは共通パッケージで中身が確認できず、しかもブラックバージョンまで存在し、集めるのに苦労した一品でござる。
そう・・・ ブラックバージョンは未入手なのでござる。 (残念!)
さて、キーチェーン版ゴングにはシークレットエンブレムは付属せず、フロント部分にシールが貼付されているでござる。
このシールも質感が異なっていたりするでござる。
しかし・・・ 一番の違いは金型でござるかな?
←側が初代ゴングで、→側がキーチエーン版ゴングでござるが、ジープ本体は刻印部分は掘りなおされてモールドも初代よりも太くなっていたりするでござるが、同一金型かもしれないでござる。 しかし、メッキパーツとオレンジ色のパーツが新規に制作されたようなのでござるな?
まあ、顔の形状の違いは写真でも確認できると思うのでござるが、どうせならTVアニメに準じた顔で造形されても良かったのでは? と、思うでござるよ。
さあ! 序でなので別バージョンの紹介でござる。
これが、ゴングの元になった、ミクロロボットCARのジープでござる。
商品の見た目はカラーリング以外無いようでござるが、天井部分に改修が加えられておらず、後部の刻印もTAKARA・JAPANのみでござる。
因みに箱は初期型でござる。
そう、本品こそがゴング系の始まり商品であり、フロント部分のMマークのモールドはミクロマン商品の証なのでござるよ。
まあ、まさかミクロロボットCARが販売された当初は世界的な商品になるとは思わなかったでござろうな。 (笑)
←側が初代ゴングで、→側がミクロロボットCARでござる。
ロボットモードで見てみれば、車体の取り付け位置が変更されているのが確認できるでござるが、何の為に金型改修されたのか分からないでござるな。 (?)
因みにミクロロボットCARの箱の大きさは奇しくもミニボット・キーチェーンの箱と同じ大きさだったりするでござるな。
本品も愛嬌の有るデザインでござるが、TVアニメのイメージの顔で商品化を願うファンも多いハズでござる。
まあ、そういう事でゴングの場合はリカラー品ではなく、新規金型によるリメイクの可能性が高いと思われるのでござるよ。
ゴングもレジェンドクラスでのリメイク&変形!シリーズでの発売が決まってるそうです。
ミスタークラブシ殿、キーチェーン版はブラックバージョン目当てで購入したファンも多いのでダブリも多いハズでござる。
拙者もゴングは2体所持していたりするので、通常版であれば中古屋やオークションサイトでプレミアが付かない程度で入手できる可能性は高いと思われるでござるよ?
と書いた後に生存者さんがすでに言ってるのに気がつきました(笑
ダブった分は、中古店に売ったり、友達に配ったりしたものです。
まあ、こんな人もいるんで、キーチェーン版であれば、探せば安値で買えると思います。
ふむ、れっど あらあと殿はブラックバージョンを入手済みでござるか。 うらやましいでござるな。
では、次回は拙者もブラックバージョンなネタで更新するでござるかな?