ごきげんようでござる。
今宵は初期サイバトロンメンバーでは、珍しく戦車に変形する。
サイバトロン戦士、ワーパス(TFS通販、ワーパス、500円+ロボットポイント2点)の紹介でござる!
本商品は1985年に販売されたでござるが、日本ではTFS(トランスフォーマーステーション)通販専用商品として、米国仕様のパッケージのまま販売されたでござる。
ワーパスは、サイバトロンでは初となる戦車で、しかも赤(小豆色)!
まあ、軍用色を薄めるべく民間仕様(?)なカラーリングになったのでござろうか?
商品は、キャタピラがダミーながら車輪が有るので、転がし走行ができ、砲塔も旋回するでござるが・・・ お世辞にも完成度の高い商品とは言えず・・・赤いボディの為にチープ感全開でござる。
ライバルであるマシンロボ・600シリーズと比べたら、完全に負けているでござるよ。
しかも、変形は単純で、手足が付いてりゃロボットに見える的なデザインはイタダケナイでござる・・・
しかも、両足は繋がっているままで、肩の接続位置からくるプロポーションの悪さは、顔等は劇中(TVアニメ)デザインと似ているものの、ギャップが激しいでござるよ。
そう・・・TVアニメでは登場頻度も多く、人気キャラクターで有るが故に、商品ギャップが高いので通常販売が見送られたのかもしれないでござるな?
性格は、騒々しくユーモアに富み、パワーと耐久力に優れ、胸部の戦車砲は、爆薬・熱・低温・酸・音、など等の多種多様な砲弾を打ち出す事が可能でござる。
しかも、自慢の砲身をキズが付けられたなら、見境も無く暴れる困った性格でござるが、軍用車両である戦車がキズ付くのは当たり前の事であり、キズは戦士の勲章であるハズでござるが、いちいちキズを気にする習性は、軍人ではなく民間人(?)なのでござるよ。
まあ、彼の名前WARPATH(敵対行為)もさることながら、ヴィークルモードも戦車という、デストロン陣営向きのキャラクターでござるが、それが又・・・彼の魅力だったりするでござる。
そんなこんなで、彼を買い逃したファンは悔しい思いをしたことでござるが!
2004年に、トランスフォーマーコレクション(TFC-12、ミニボットチーム、3000円)として復刻されたでござる。
復刻に際し、本品には新たに87の商品番号を与えられたでござる。
商品的な変更点は、砲塔にサイバトロンマークのシールを貼付している事でござる。
写真では解りにくいでござるが、←側が1985年版で、→側が2004年版でござる。
成型色は若干、1985年版の方が濃い成型色でござる。(変色の可能性も無いとは言えない?)
ロボットモードも塗装は目だけでござるが、パッケージイラストの様にマスク部分を銀色に塗装していても良い様なきがするでござる。
が・・・ TVアニメではマスクのボディと同色なので、劇中仕様なのでござるな。
しかし、砲塔のシールはパッケージ仕様なのでござるよ。
まあ、本品にはシークレットエングレムが貼付されているので、2ヶ所も貼るのはチトしつこいでござるかな。 (笑)
まあ、シールが剥がれた状態で本品の販売年数を鑑定するのは、素人さんには難しいでござるが、見分けるポイントが有るので、記載するでござるよ。
1985年版は、車体裏に刻まれた生産国が1984 JAPANと浮き彫りされているのに大して、2004年版は、1984 CHINAと浮き彫りされているでござる。
これで、もし中古品で出回った商品が見つかった場合は、初回モデルとして高値が付いている商品は生産国の刻印を確かめてみる事をオススメするでござる。
それにしても・・・ 選手入場が長かったでござる。