本日は、e-HOBBY通販でも早々に売り切れていたテレもちゃ版ダイノボット(TM-05、ダイノボット、2625円)購入記念で、歴代ダイノボット商品の比較をしてみるでござる。
ダイノボットは元デストロン(海外名、プレダコンズ)の兵士で、メガトロン(D-1、メガトロン、2980円)に造反するも、デストロンを追放され、サイバトロン(海外名、マクシマルズ)に協力する誇り高くも凶悪なビースト戦士でござる。
先ずは1997年に販売されたダイノボット(C-4、ダイノボット、1500円)でござる。
すべての基本となる商品でござるが、写真のダイノボットは日本版の単品販売でござる。
基本的にはタランス(D-4、タランス、1500円)とセットになったVSセット(VS-4、凶暴の対決、2980円)と同じでござるが、日本先行販売版は海外版と同じ成型色で少々異なるでござる。
ビーストモードはヴェロキラプトルで、CGアニメ版とは頭部の縞模様が異なるのが残念でござる。
瞳の色が白いのが日本版で黄色いのが海外版という見分け方もあるでござるよ。
尻尾が回転シールドとなるギミックの為に尻尾には表情がなく真っ直ぐなのは表情が硬いでござるな。 商品的欠点は少ないものの、CGアニメと比べると顔とか似ていない点や、凶暴なキャラ設定なのにロボットモードの足が異様に可愛い等のギャップが残念でござる。
本商品には、TVアニメ版では表現されていない、ミュータントヘッドが存在するでござる。
コレは戦闘用のヘルメットとか、キャラクター識別用ヘッドとかの用途が有る物の正式な設定は無く初期販売のDXサイズ商品に付加されたギミックでござる。
ロボットと云うよりも怪物ぽい演出をさせるギミックであるな?その後の商品展開では無くなるものの、ミュータントヘッドとロボットヘッドが混合されたデザインの頭部になるでござる。
ダイノボットの場合は、脛パーツと共にクリアパーツを使用している為に、化石を思わせるデザインながら、琥珀ぽいでござる。
さて、このダイノボットには、FOX KIDSリペイントと呼ばれる日本未販売の成型色を変更した、赤い縞模様のダイノボットが存在するでござる。 が、この商品は同じく日本未販売のグリムロックの金型を使用したらしいでござる? グリムロックはダイノボットの成型色変更品の様だが、皮膚などのモールドが若干異なる別金型らしいでござるが、拙者は、両商品を未入手なので、違いを発見する事ができないでござるが、見分け方の一例は、ダイノボットの刻印がTAKARA1995なのに対しグリムロックがTAKARA1996らしい事でござる。 後は尻尾サーベルの長さが異なる点。
もう1つ異なる場所でござるが、ダイノボットには胸部にシークレットエンブレム(エナージョンチップ)を貼るスペースが無いでござるが、グリムロックにはシークレットエンブレムを貼る凹部が有るか無いか不明でござる。
1998年に販売されたスラストール(D-26、スラストール、2200円)は、グリムロックの金型を改修し、サイボーグラプターとした商品でござるが、この時胸部は新造パーツになった為にシークレットエンブレムを貼り付ける為の凹部が何時付けられた不明でござる。
←写真は日本未販売のビーストウォーズ10周年版のダイノボットのモノで、シークレットエンブレムは無いでござるが、凹部が残されているでござる。
その後、1999年に販売されたハードヘッド(D-37、ハードヘッド、1500円)はグリムロックの金型を流用し、頭部パーツ等を新造パーツと交換してバキケファロサウルスとして販売されたそうでござる?
2000年にはハードヘッドの成型色変更品のダイノトロン(日本未販売)がダイノボッツ商品として米国で販売。
そして、2005年にビーストウォーズ10周年記念として、DVD(CODE OF HERG、日本名、35話、あばよッ!)とセット販売品が海外で販売されたでござる。 テレもちゃ、の先駆けでござる。 しかしコチラには、ボーナスパーツとしてトランスミューティの左腕が付属していたでござる。 テレもちゃ、にもコノようなオマケが欲しかったでござる。
商品の方は、よりCGに近づけるべく成型色を変更し、塗装も強化した商品でござるが・・・ 何故か回転シールドの内側の色が水色でござる。 何故?
体色としてはコノ色合いでござるが、ヤハリ頭部の縞模様が異なるでござる。
しかも、口内が黒く、歯は銀で塗装されているでござる。
イメージとしては悪くないでござるが、やはり水色のシールドが気になるでござる・・・
まあ、ロボットモードを意識したカラーリングの様なので肩部の成型色が本体と変えられ、ビーストモードでの色の違和感を感じるでござる。
シークレットエンブレムは貼付されていないが、左胸に、マクシマルズマークが新たに描かれているでござる。
実は、このBW10周年版ダイノボットはグリムロックの金型を使用したようでござる。
テレもちゃ版もグリムロックの金型だったりするでござる。
BW版ダイノボットの金型は現在存在しないのかと疑問に思うでござる?
同じく海外で、スワープ(D-5、テラザウラー、750円の成型色変更品)とセット販売ダイノボッツ版(ユニバース版?)されたグリムロックもBW版グリムロックの金型を使用(一部軟質パーツに変更?)しているようでござる?(未入手)。
そして2007年、テレもちゃ版(TM-05、ダイノボット、2625円)が販売でござる。
付属DVDは、「第9話、恐怖の新兵器」を集録しているでござる。 BW10周年版とは異なる話数が集録されているものの、BW10周年版はリージョンコードが異なる為に観れないでござる。
集録状況の比較は出来ないでござる。
最新作だけあり、ロボットモードの塗装は更に、CGアニメに近づけたでござるが、ビーストモードの縞々模様が、ブチに変更されているでござる・・・ 何故に?
縞々恐竜がブチ模様・・・もはや別個体でござるな?
しかも、このブチ模様はBW版グリムロックとも異なるでござる。
顔には口が描かれただけで、モールドは彫られていないでござるが、雰囲気は良いでござるな。
シークレットエンブレムは貼付されていないでござる。
ミュータントヘッドバージョンはテレもちゃ版が一番似合うでござるな。
写真写りが悪いでござるが、左からBW版、BW10周年版、テレもちゃ版でござる。
ダイノボットを3体揃えてみたでござるが、何故かビーストモードの頭部がCG風に塗装されていないのが不思議でござるな。
しかし、塗装の異なるバージョンを望むよりは、テレもちゃ版グリムロックの販売を望みたいでござる。
トイについて疎くてもとてもわかりやすくまとめてあり、何よりも写真がいっぱいあって、眺めているだけでワクワクしてしまいます。
「ござる」言葉も、楽しいです。
拙者もコレクターの端くれ、婦女子はキライでは無いでござる。 ビーストゥオーズの楽しみ方としては、それも有りだと思うでござりよ。
婦女子ネタ的には、ライオコンボイ親子等もストライクゾーンではござらぬか?
コチラもネタは豊富にあるゆえ、何時か載せるでござろう。
友達にも勧めて、布教していただければ!拙者も活力が出るゆえ宜しく申し上げるでござる。
ちょっとショックです。
チーター、ワスピーそしてライノックスの
比較記事も期待しています!