本日は前回に続き、シルバーボルト、ネタでござる。
まずは、初代シルバーボルト(C-50、シルバーボルト、1980円)でござる。
初代シルバーボルトはサイバトロン初の航空部隊エアーボットの指揮官でござる。
コンコルド旅客機に変型し、仲間のエアーボット達と、スペリオン(C-55、スペリオン、5500円)に合体するでござる。
スペリオンは5人の意思が統合された別人格となるので、本体となるシルバーボルトの性格では無いでござる。
シルバーボルトの性格は、勇敢で口数が少ない戦士であるが、実は高所恐怖症であり、部下の面倒見が良いという設定でござる。
TVアニメでの高所恐怖症を克服するエピソードはシルバーボルトを含め、エアーボットを語るうえで重要エピソードでござる。
しかし、商品の方は動かない!直立不動でござる!
否! 不動なら良いが、安定性が良いとは言えないでござる。 角ばったデザインはマ〇ン〇ボ風でもあるでござるが、シルバーボルトの真の力が発揮されるのは、他のエアーボットと組み合わせでござる。
シルバーボルトは基地モードに変型して、カタパルトギミックにより、他の仲間を射出する事が可能で、スクランブルシティのメトロフレックス(C-70、メトロフレックス、4980円)と連結可能でござる。
はっきり言ってしまえば、単体ではキャラクター性以外魅力の無い商品でござる。
実もフタもないでござるが、商品がキャラクター人気に追いついていない状態でござる。
ダイキャストを使用したボディも無駄に思えるし、手足のメッキパーツ、無駄な収縮ギミク等問題点は多いでござるな。
←の写真はパッケージ写真に有るように、エアライダー(C-54、エラリダー、880円)を乗せてみた状態でござる。
なお、海外ではG2版として、新武器を追加し、ブルー系のカラーリングで販売されているでござる。
そして、二代目のシルバーボルトでござるが、フューザー戦士のシルバーボルト(C-41、シルバーボルト、1800円)の様でござるが、実は、ビーストウォーズⅡで販売された、白頭鷲に変型するスカイワープ(C-27、スカイワープ、1100円)の海外名が、シルバーボルトでござる。
コチラのシルバーボルトは、マグナボスに合体する事もあり、航空担当の合体戦士と言う事で、前代の名前を継いだようでござる。 日本では、ややこしくなるので、改名したようでござるな(?)。
フューザー戦士のシルバーボルトとは同名の別人でござる。 まあ、日本版では二代目でも良いでござるかな?
で、日本版では3代目に当るのが、マイクロン伝説のシルバーボルト(MC-08、シルバーボルト、1980円)でござる。
と言うのも、海外名はブラーでござる。
ブラーと言えば2010に登場した早口の戦士(C-79、ブラー1500円)でござるが、イメージが全く異なるでござる。
商品の特徴である、相棒のマイクロン、ターボ(海外名、インシネーター)とのエボリューションによりフライトモードに変型する事により、航空戦士の名前であるシルバーボルトの名を継いだと思われるでござる。
確かにブラーもスマートな戦士でござるが、イメージが余にも異なるので、日本版のシルバーボルトの名前は正解だと思うでござる。
商品の頭部はクリアパーツを効果的に使い、クールなイメージを出しているでござる。
しかし、細身なプロポーアションは良いでござるが、何故か可動範囲が狭いでござる。
イマイチ良いポーズが付けられないのが欠点でござるな。
シルバーボルトのフライトギミックは他のマイクロンでは展開できず、相棒のターボのみの専用ギミックでござる。
なるほど、コレは面白いギミックでござる。
しかし、ミサイル発射ギミックまで、マイクロンを必要とする仕様は如何なものでござろうか?
まあ、商品的には悪くないでござる。 彼がシルバーボルトを襲名した事により、本来名前を引き継ぐスーパーリンク版のスペリオン(SC-26、スペリオン、5500円)の胴体に成る戦士がアフターバーナー(海外名、ストームジェット)と名のならくなったのは皮肉でござるな。 海外版と名前が異なる弊害でござる。
しかし、ギャラクシーフォースにて、金型を改修して、ブラー(GS-01、ブラーVSバズソー、3980円)として販売された時は笑ったでござる。 コレはメーカー側のセルフパロディーでござるな。
今回は日本版のシルバーボルトさんたちを紹介したでござるが、三者三様で面白いでござるが、共通している事は3人とも空を飛ぶ事が出来るサイバトロンでは貴重な戦士達でござる。 さて、次に販売されるのは如何なシルバーボルトでござるかな?
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