1947年6月24日、米国人のケネス・アーノルド氏が、編隊飛行をする9機の飛行物体を目撃したことで、未確認飛行物体を「空飛ぶ円盤(フライングソーサー)」と呼ばれる事が一般化したそうで、この「ケネス・アーノルド事件」と呼ばれる目撃談には証拠写真も無い分けでござるが、何故か有名目撃談である為に、6月24日を「UFOの日」と定められていたりするのでござるよな?
ちゅー事で今宵はUFOなネタでござる! (笑)
UFOに変形するロボット玩具の代表格と言えば、トランスフォーマーではサイバトロン通信・偵察員、アダムス(海外名、コスモス)なのでござるが、TVアニメの露出は多いものの玩具の方は通常販売されずに悔しい思いをした御仁も多いでござろうな。
本品は1985年に「トランスフォーマー」商品として完全新作で作られたミニボットであり、日本ではハスブロのパッケージで、コスモス(TFS、アダムス、500円+2PTS)のままトランスフォーマーステーション用通販商品として販売されたでござる。
なお、日本名のアダムスの由来は、当時の日本人ではコスモス(宇宙)と聞けば秋桜(コスモス)をイメージしてしまうので、所謂アダムスキー型UFOでござるから、アダムスなのでござるよな。 (笑)
サイドスワイプ(日本名、04、ランボル、1600円)がランボルギーニなスポーツカーでござるからランボルと改名した、見たまんまの解りやすいネーミングでござる。
商品はミニボットの中でも小柄な部類であり、転がし走行が可能なのでござるよな。
それにしても・・・ 何故にアダムスキー型UFOなのでござろうか?
ロボットモードの変形は簡易で、両足も繋がっており商品的な完成度は低いでござる。
まあ、ワーパス(TFS、ワーパス、500円+2PTS)と同じく1985年販売のミニボットでは著しくTVアニメのイメージと異なるので通販扱いにされたのでござろうか?
そう、TVアニメ本編では登場も多く、オチャメな性格である為に人気があり、商品とのギャップが大きい存在の1人でござるよな。
せめて、両足が個々に造形されていれば、よかったのでござるが・・・
本品は日本発祥のミクロチェンジ転生のミニボットではないので、商品コンセプトが異なるのでござる。
そして・・・
2009年に「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版アダムス(C-19、ミニボットスパイチーム、2310円)として復活したでござるな!
無論、海外ではコスモスの名前で「TRANS FORMERS UNIVERSE」商品として単品販売されており、日本版では成型色の色合いの変更(?)と、ウィーリー&ワーパスを加えた3体セットとして販売されたでござる。
商品名がミニボットスパイチームなのに、ワーパスが入っているのが何故と思う御仁も多いでござるが、名前は別にして・・・
この3人こそ、初代ミニボット版商品では最悪とまで呼ばれるアニメと玩具のギャップが激しい3人組なのでござるよな。 (笑)
故に良くぞリニュアルしてくれたし、この3人をチームにしてくれたものだと、チーム設定は別として、裏事情的には感心するでござるうよ。 (笑)
なお、変形×2版はチーム背景とかは異なるものの、G1版のキャラクター設定を引き継いでいるでござる。
アダムスのヴィークルモードもアダムスキー型UFOより、最新目撃(?)の尾翼付き皿型UFOにリニューアルされているでござる。 (笑)
拙者的にはアダムスキー型UFOの方がレトロ(?)で好みなのでござるが、本品も謎の幾何学模様(文字)をペイントされているでござるが、色的にもアダムスである事が確認できるのは、ある意味凄いでござるよな。
なお、商品の裏面には車輪や着陸脚は造形されていないでござる。
因みに着陸形態ぽいガ〇ォークモードにもなるでござる。 (笑)
そして、ロボットモードは随分とスリムになるも、アダムスである事は認めざるを得ないデザインでござるよな。
しかも! UFOからの変形では、頭部にオートモフ機能があり、可動範囲も広いので小さいながら満足のいく商品なのでござるよな。
まあ、残念と言えば肘が曲がらないでござるが、コレはコレで仕方が無いでござろうな。
性格は孤独な宇宙飛行では寂しい思いをしているぶん、人前では自分の飛行姿を見せびらかしたりすることが好きなようでござるな。
武装も高出力粒子ビーム砲を装備しており、正確な射撃が行えるようでござる。
トランスフォーマーの場合はUFOでなくとも、宇宙飛行は可能なのでござるが、設定を見る限りでも、何故に目立つ(?)UFOをヴィークルモードに選んだのかは、なんとなく解る性格でござるよな。 (笑)
拙者的には本品は実に満足がいく商品であり、今後も大型商品で販売してもらいたいキャラクターでもあるでござる。
まあ、UFOちゅー謎の物体は宇宙人の宇宙船説が一番強いので、拙者的にもソレが一番有っていると思うのでござるよな。
ちゅー事で!
本日のメインディシュ!
1983年にバンダイより「マシンロボ」600シリーズとして販売された!
ユーフォーロボ(MR-29、ユーフォーロボ、600円)でござる!
見たまんまのネーミングでござるが、UF〇ロボ グレ〇ダイザーとは、全く関係ないでござる。
カタカナ表記でござるからね。 (笑)
本品のデザインも所謂空飛ぶ円盤ではあるのでござるが、如何にも1983年らしいSFデザインのマシンでござる。
しかも、商品的には、ダイキャストを使用し、塗装箇所も多いなど、後に販売されるコスモスとは、完成度には雲泥の差が有るといっても問題はないのでござるが・・・
知名度では完全に負けているのでござるよな。 (笑)
商品は転がし走行が出来るほかのギミックは無く、地味であり、「マシンロボ クロノスの大逆襲」には登場せず(?)、新ナンバーも割り振られていないのでござるよな。
ロボットモードは地味でござるが、変形パターンは簡易ながら面白いものなのでござるよな。
奇しくも腕のシルエットがコスモスと似ているのも面白事実でござる。
因みに、ユーフォーロボのパッケージは箱とブリスターパックの2種類が存在するのでござるが、拙者は所持していないのでござるよな・・・ (残念!)
パッケージを捨てると後で後悔するものでござる。
しかし、付属のシールは貼った状態でござる。
なお! 商品設定では、宇宙空間での戦いに適したマシンロボで、腕の部分にイオノ・プラズマ砲とロムトロン粒子砲を備えており、攻撃能力も強いようでござる。
まあ、コレもUFOの得体の知れないイメージであり、1機で世界を滅ぼすようなイメージが有ったり、単なるザコキャラ扱いだったりとと様々でござるが、ひとつ言える事は現行の軍事力では対抗できないイメージがあることは確かでござる。
なお、UFOに変形するロボット玩具は多数存在するのでござるが、露骨にUFOと公言している商品はすくなく、「トランスフォーマー / リベンジ」版サウンドウェーブ(RD-04、サウンドウェーブ、2415円)なども人工衛星・宇宙船なのでござるよな。
まあ、最近は「空飛ぶ円盤」の目撃例が少ないから一概に「空飛ぶ円盤=宇宙船=UFO」表記が使えないのでござろうか?
拙者的には「空飛ぶ円盤」はレトロな響で好きなのでござるが、UFOはフライングソーサーだけではないでござるからな~
因みに、拙者もUFOらしき飛行物体を何度か目撃しているのでござるが・・・
カメラを所持していない時にばかり目撃するのでござるよな。 (笑)
ほら、「宇宙人目撃者は絵が下手な法則」と関係があるのでござろうか?
まあ、地球外を舞台にした作品でござるから、イーグルロボとかスカイラインロボよりもSFデザインであるユーフォーロボの方が説得力があるのでござるが、商品人気優先の人事だったのかもしれないでござるな。 (笑)
アダムスの出所を考えれば、地球で蘇ったのかセイバートロン星よりコンボイの下に地球に来たのかでは立場が変わってくるでござる。