ごきげんようでござる!
さあ今宵も前回に続き1994年展開の勇者シリーズ「勇者警察 ジェイデッカー」より、パワーショベルに変形するブレイブポリス所属の形式番号BPー302型こと、カンフー刑事、パワージョー(建設合体2、パワージョー、1500円)の紹介でござる!
本品は単品販売と、3体合体セット(建設合体、ビルドタイガー、4980円)及び4体合体セット(超建設合体、スーパービルドタイガー、6960円)の3種が販売されているでござるが、いずれも同じ商品でござる。
なお、本品は「勇者警察 ジェイデッカー」商品の特徴であるライト&サウンドギミックは搭載されていないでござる。
しかし、軟質パーツ製のキャタピラによる転がし走行は、キャタピラ玩具の醍醐味が楽しめるでござる!
更に、シャベルアームの可動や旋回なども可能であるために、建設車両系玩具としては成功でござるな。
ただ・・・
やはり、警視庁で建設車両ちゅーのは強引な気がしないでもないでござろうが、実再にも特殊車両として配備されているところもあるそうでござる。 (?)
まあ、ブレイブポリスのような使い方はしないでござるが、キャタピラ走行で一般道をパトロールされたら道交法以前に迷惑でござるよな。
ゆえに、悪気は無くともパワージョーはトラブルメーカー担当になるのでござるよな。 (笑)
さあ! ロボットモードはパワーシャベルが邪魔物でござるが、左肩がアクセントになっており、そこそこプロポーションは良い部類の勇者ロボでござる。
なお、本品は説明書の指示のままだと立たせにくいので、合体建設車両モードで使用する合体用ジョイントを踵として開いているでござる。
本品の装備品は、リボルバー式拳銃と警察手帳及び、ヌンチャクとトンファーが付属するでござるが、ヴィークルモードでは全て余剰パーツになるでござるな。
まあ、カンフー刑事と言うだけあり、拳法を得意ととする格闘戦仕様でござるから、武器もヌンチャクとトンファーが付属するのでござろうな。
しかし・・・ 日本警察の組織でカンフーである必要性は有るか分からないでござるが、冴島警視総監の趣味が大きく反映されたのでござろうな。 (笑)
しかし・・・ 商品はカンフー刑事を名乗るには可動範囲が狭い事が残念でござるよな。
まあ、本品も当時としては完成度の高い部類に入るのかもしれないでござるが、TVアニメのイメージが強すぎて損をしている商品でござるよな。
そう!
TVアニメでは人気が出てしまったがために、普通なら人気で玩具が売れるのでござるから・・・ 似ていないから玩具は要らないちゅー理由のファンが出てきてしまうのでござるよな。
まあ、「勇者警察 ジェイデッカー」は頑張ったものの・・・ 以後のシリーズで片鱗をみせ、遂には終了してしまう訳でござる。
拙者的には玩具が販売されないロボットアニメちゅーのは如何なんでござろうなと、思うのでござるよ・・・ 確かにスポンサーに縛られないで演出ができるのは良いかもしれないが、規制があるからこそ工夫で良い作品が生まれたりするのでござる。
そう、玩具メーカーとのタイアップがないロボットアニメで名作と呼ばれるものが少ないのは、ロボットも出てくるアニメであって、作品の方向性が定まっていない場合も多々あるのでござるよな。
故に拙者はロボットアニメと玩具メーカーのタイアップは大事だと思うのでござるよ。