ごきげんようでござる!
前回に引き続きタカラが2002年に展開した「爆闘宣言 ダイガンダー」より狼に変形するバトロボ、ロウガマル(V-07、ロウガマル、2200円)の紹介でござる!
本品はTVゲーム搭載のダイガンダー(爆闘王 ダイガンダー、6980円)と連動し、赤外線通信によるVSゲーム用コントローラーととして使用可能(ボタン電池LR44×2個使用)なVSロボ商品で、単品販売と虎型バトロボ、タイガマル(V-06、タイガマル、2200円)との合体セット(V-08、ダブルファング、4300円)が販売されたでござるが、外箱以外は単品販売版と共通で販売価格も100円御得に成ってる商品でござる。
さて、本品のビーストモードは狼型バトロボと云う事でござるが、実在の狼とは異なる紫色のボディなのでござるが、雰囲気は悪くないデザインでござる。
そう、紫の狼に加えて忍者属性まで備えているとなれば「勇者シリーズ」のオマージュだったり、脚部アーマーも体毛を表現したというよりも仏像等に見られる炎や風を表現したデザインに近い渋めのデザインなのでござるよな。
しかもカラーリングのバランスも渋く、忍者系イメージを上手に取り込んでいるでござる、相棒のタイガマルは固定イメージがしにくいサーベルタイガーで盗賊属性な訳でござるから見た目だけでも確実に印象に残るデザインでござる。
なお、基本構造はタイガマルに準じており、背部ユニットがVSゲーム用のコントローラーになっているでござる。
ゲーム使用以外ではアタックボタンで光牙砲が発行するだけで、アクションギミック等は搭載されていないでござる。
ファイターモードの変形もタイガマルに準じているでござるが、尻尾部分(ロウガ剣)を外して左足に取り付ける設計になっているでござる。
基本的にファイターモードは忍者表現である鎖帷子風のモールドを多様しているので忍者らしいでござるが、両腕の造形や可動範囲の狭さが残念としかいえないでござる。
まあ、顔のデザインは流石は敵対組織のバトロボだけあり、所謂ヤラレ役の下忍風な顔に成っている事には賞賛したいでござる。 (笑)
専用武器は尻尾部分を剣と鞘に分離するロウガ剣でござるが、保持方法に問題があるでござる・・・
デザインが良いだけに残念でござるよな。
劇中設定ではタイガマルと行動を共にする、「機動忍法帳」のファイトネームをもつバトロボで、忍者属性鉄板の「ござる」口調で会話するようでござる。
なお、ロウガマルの声優を務めたのは檜山修之氏であり、「勇者シリーズ」「トランスフォーマー」「ミクロマン」などのタカラ作品との縁もふかく、「仮面ライダー 電王」ではウルフイマジンを担当していたりと狼系キャラとの相性は良いようでござるな。
まあ、拙者的に広島弁の蟹も嫌いじゃないでござるよ。 (笑)
なお、ロウガマルの必殺技はロウガ剣から放たれるエネルギー波の「ロウガ三日月切り」だそうでござる・・・
余談でござるが、拙者アニメ本編を見ていないのでロウガ剣の鞘部分が劇中で如何様に使われたか分らないでござる?
さて、本品も武装合体モードに変形できるのでござるが、劇中では登場しないらしいでござる?
まあ、武装合体モードも劇中で登場したのか否か分らないでござるがフライトモードと見立てればイロイロと妄想できるでござる。
そう、空中戦での連携プレーなども絵になるでござるよな。
しかしまあ、本品の正しい遊び方(笑)だと敵対陣営のダイガンダーと武装合体するように指示されているでござる。
無論劇中では、ダイガンダー・武装合体ロウガマルver.は描かれていないでござる。
劇中ではタイガマルとの2体合体が支流で、本品も上半身・合体モードに変形するでござる。
商品的には多段変形ギミッックを詰め込んだ設計でござるから各モードで不満が出てくるでござるが、上下合体こそが一番しっくりとくるでござる。
無論、下半身・合体モードにも変形可能でござるな。
拙者的にもロウガマルの下半身モードは好きなデザインになるでござる。
やはり仏教美術に通じるデザインは良いでござるよな。 (笑)
ちゅー事で次回は、ダブルファングに合体するでござるよ!
ロウガマルの檜山さんはタイガマルの神奈さんに比べると違和感を感じる事はありませんでした。
カニや熱血執事は偉大です。
ちなみにタイガマルは「でそうろう」と喋ります。