じゃんぼ~でござる!
前回のオートボットのお医者さんに続き、今宵はビースト戦士のお医者さん!
1996年に「超ロボット生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」商品として販売された、アフリカゾウに変形するビースト戦士! サイバトロン医学博士、サントン(C-28、サントン、1200円)の紹介でござる!
本品は海外ではスーパーチーム(マグナボス、日本未販売)として販売されたアイアンハイド(日本未販売)の塗装強化された商品であり、設定上は別人でござる。
そう! ビーストウォーズⅡは日本独自の展開であり、「ビーストウォーズ・メタルス」再開までの繋ぎで急遽製作されたTVアニメなのでござるな。
故に商品開発が間に合わず、日本未販売の海外商品を流用した作品なのでござる。
従って、同型でも別人であり、名前も殆ど改名されていたりするでござる。
なお、サントンの名前の由来は何か忘れてしまったが同名のゾウから取られた日本人には判りやすいネーミングでござる。
しかも、ゾウさん=身体はデカイが優しいイメージで、生命の尊さを重んじる博愛主義者の医学博士として設定されているでござる。
ゆえに耳の裏に隠されたキャノン砲は殺傷能力のない「気弾砲」であったり、地面を踏み鳴らして相手を転ばす「サントンクェイク」や、牙から「サントンシールド」を張る等の直接戦闘型ではないビースト戦士でござる。
しかし・・・ 商品の目付きは怖いのでござるよ。 (笑)
目の塗装は緑ではなく黒い方が良かったかもしれないでござるな。
さてさて、ロボットモードはビーストモードが象なだけに、重量感溢れるデザインでござるが、やはり医師には見えないデザインなのでござるよな。 (笑)
しかも、後からみればゾウのヒラキでござるし、両腕はペンチ状で首からは聴診器ならぬ牙でござるからな~ 見た目の説得力は無いでござる。
まあ、最初から医師を前提にデザインされた訳でないから仕方が無いでござるな。
顔のデザインも怖く、TVアニメの作画とは違うイメージなのも仕方が無いでござるな。
商品の可動は広い方なのでござるが、ゾウの外皮が干渉する為に動きが制限されるのと、接地性が悪いので腰部のアーマーを支えにする必要があるでござる。
両腕のハサミの可動範囲が限定されてしまうので。少々不満でござるが、折りたためばTVアニメ風の腕になるでござる。
なお、付属の説明書はマグナボス(X-4、マグナボス、2980円)と共通であり、単品販売も合体セット版も付属のカード以外は本体の仕様は同じでござる。
そう、サントン は合体モードとなり、スカイワープ(C-27、スカイワープ、1100円)とライオジュニア(C-26、ライオジュニア、780円)と合体して合体戦士マグナボスとなるでござる。
無論サントンは、ゾウ型合体ロボのお約束どうり本体の大部分を占めるでござるよ。 (笑)
なお、本品はサントンのキャラクター性とは異なるでござるが、キャノン砲パーツを組み替えれば棍棒として手に持たせる事も可能なのでござる。
BWⅡはトランスフォーマーでは珍しく身長設定等が設定されていり、サントンの身長が3.5メートル体重3トンだったでござる。 (笑)
19歳名無し殿、御指摘に感謝するでござるが、拙者も実は試していたのでござる。 まあ、見栄えが良くなかったので外皮をスタンド代わりにしたでござるよ。
raiger殿、ついでにマンモスも同系列でござる! (笑)
大和屋宗十郎殿は象さんが好きなのでござるかな?
サントンはプレミアが高い商品ではないので探して見れば入手しやすいかもしれないでござるな。
近いうちにプレミアの高い象さんを紹介するつもりでござる。