「人を外見で判断してはいけない!」
と、云うのが一般論のタテマエでござるが、やはり悪役は外見が一番なので、悪そうな外見ほど悪役に相応しいでござる。
下手に美形の悪役なぞ登場させれば、「実はいいひと」だったと云うオチが待っているので、悪役は悪役らしくトコトン悪役に徹して欲しいと思うでござるよな。
ちゅー事で、今宵は1986年にバンダイより販売された「マシンロボ」シリーズ岩石超人より悪の岩石超人、デビルロック(GR-1、デビルロック、950円)の紹介でござる!
岩石超人の商品開発コンセプトは、マシンロボの敵役というイメージの商品だったでござるが、善・悪の対立で商品化し、「マシンロボ・クロノスの大逆襲」に加えられ、TVアニメにも登場することになるでござる。
デビルロックは、初期販売の悪の岩石超人のリーダーであり、超人硬度12の宇宙岩石に変形するでござる。
商品は荒削りのブロック状岩石でイマイチ面白くはない商品でござるが、岩石が変形するというコンセプトが面白い商品なのでござるよな。 (笑)
変形方法は、何処かで見たような簡易構造でござるが、なんとも実に悪役らしいデザインには惚れてしまうでござるよな。
そう!
同じ悪役デザインでも高貴さとか冷酷さが窺えるデザインではなく、下品で暴力的なチンピラ上がり中ボス的なデザインが一品でござる。
デビルロックの設定は悪の岩石超人を牛耳る独裁者で、自分の欲望の為には、どのような卑劣な事も平気で行う極悪超人でござる。
なお、TVアニメでは犯罪組織ガデスに所属しており、下働きにボスらしい数々の活躍を披露してくれたでござる。
付属の武器はクラブディールと云う棍棒状の武器で、両肩からは腐食性のガスを発射するでござる。
なお、デビルロック自身も岩石超人では一番硬度が高く、硬いボディを使った攻撃と宇宙拳法が得意のようでござるが・・・ 反則技が多いそうでござる。 (笑)
商品的には、膝が逆関節になっていたりするので、可動には少々不満が残るでござるかな?
まあ、現在の技術でリメイクするのであれば、ボールジョイントなどを用いて可動範囲が広がるでござろうな?
なお、玩具未販売のオリジナルキャラばかりが目立つ「マシンロボ・クロノスの大逆襲」アニメ本編においては600シリーズの扱いは酷いでござるが、悪役側商品には本来のヤラレ役として花道が用意されていた事は嬉しい限りでござるよな。 (うん!)
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