トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

あいつおぼえてますか

2009-09-08 20:54:16 | ロボットマスターズ

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きゅ~ん♪ きゅ~ん♪ きゅ~ん♪

きゅ~ん~わたしの彼はパイロ~ト~♪

さあさあ今宵もF-14戦闘機ぽい迎撃戦闘機変形ロボット玩具で、2004年に販売されたトランスフォーマー「ロボットマスターズ」商品のサイバトロン迎撃騎士、アールブレイド(RM-05、アールブレイド、780円)の紹介であ~る!

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本品は1995年に販売されたG2版ジェットファイヤー(TRF-16、ジェットファイヤー、500円)の成型色変更品でござる。

なお、予備ミサイルパーツ(ソニックランス)は削除され、新たに新造形の武器パーツ(フレアーガン)が付属するでござる。

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本品のカラーリングは何処かで見たようなデジャブーを感じるでござるが、元ネタとなっているごが、G1版スカイファイアー(海外名、ジェットファイアー、日本未販売)のカラーリングを再現したロボットマスターズ版オリジナルのサイバトロン戦士でござる。

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因みに日本未販売のG1版スカイファイアーは、変形ロボット玩具に革命を起こしたタカトクトイス製のバルキリー(1/55、スーパーバルキリーVF-1S、4980円)の機首部を丸めて、成型色及び塗装を変更した商品なのでござるが、金型がバンダイに譲渡されてしまいトランスフォーマーとしての再販は絶望的でござる。

余談でござるが、韓国製のスペースガンダムVはタカトクトイス版バルキリーのコピー金型(?)だったり、「ロボテック」とは別の「マクロス」ブランドで勝手に販売していたとか聞いたでござるが、拙者は「モスピーダ」のレギオスのコピー品(?)を入手しているくらいなのでタカトクトイス倒産後の金型の行方は分からないでござる?

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まあ、本品は云わば、スカイファイアーのセルフパロディ商品なのでござるが、「ロボットマスターズ」の世界感を考えれば、スカイファイアー本人でも良かったはずなのでござるが・・・

何故に別人に設定したのでござろうか?

因みに、G1版スカイファイアーとG2版ジェットファイヤーは同一人物だったりするでござる。

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なお、本品の着陸脚は折畳み式でござるが、車輪はダミーで有る為に転がし走行はできないでござる。

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可変翼は再現されており、ハズブロ安全基準のミサイル(ソニックランス)は押し出し式で発射するでござる。

バネ式発射を嫌う米国側がデザイン度外視で設計した誤飲防止のミサイルでござるが・・・

安全性に拘るのであれば、ミサイル発射ギミックは要らないと思うのでござるが・・・

個人の銃火器所有が認められている自己責任らしい商品仕様なのでござるかな? (笑)

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因みに本品は変形途中形態も再現できたりするのでござるが、説明書などでは説明されていないでござる。 (笑)

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う~む・・・ ホント違和感が無いでござるよな。 (笑)

大手を振って公式変形に出来ないのが残念でござる。

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さあ! ロボットモードはスカイファイアーをモトネタにしただけに違和感無く似ているでござるが、流石に右手・足首・頭部・折りたためない尾翼と、差別化(著作権対策?)が図られているでござるが、間違いなくアールブレイドはパチモンでない商品でござる! (笑)

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そう、確かに、色んな意味でG1版スカイファイアーは日本未販売となったでござるが、日本と事情が異なる海外では販売され、「トランスフォーマー」の正式な商品として登録されていたりするので、トランスフォーマーの生い立ちをみれば黒歴史というモノではないのでござるよ。 (笑)

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まあ、本品はG2販売次期には、遠慮していたのか分からないでござるが、ロボットマスターズ版では完全に開き直っていたのでござろうな。

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さてさて、アールブレイドの設定では、右腕に武器射出用のガントレッドフレームを持つ航空戦団サイバージェットの一員で、ソニックランスには様々な化学武器を搭載しているようでござる。

普段は領事官として地球人との外交任務に就いているそうでござる。

戦闘機らしからぬカラーリングとは言え、完全な武力外交でござるよな。 (笑)

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なお、本品は予備ミサイルが無くなったおかげで、余剰パーツ対策としたのでござるが・・・

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そう! フレアーガンが付属することで、新たにヴィークルモードで余剰パーツが発生したのでござるよな。 (笑)

まあ、予備ミサイルを左手で保持するよりか銃火器のほうが絵になるのは確かでござる。

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なお、アールブレイドの能力設定値は、ランク(9)、パワー(7)、ディフェンス(6)、スタミナ(8)、スピード(10)、トータル(40)で、航空機型トランスフォーマーとしては問題なく、外交官を務めるだけありランクも高いのは納得できるでござる。

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まあ、惜しむらくは彼の存在がパチモン扱いされているイメージが強いだけに、スカイファイアーの名前じゃないことが残念でござるよな。

そう!「マイクロン伝説」や「スーパーリンク」と商品名が重なる可能性があるとしても、何故にスカイファイアージェットファイヤーの名前が使えなかったのか残念でござる。

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まあ、アールブレイドの名前の由来は、同じく航空機型のトランスフォーマー、ビクトリーセイバー(RM-17、ビクトリーセイバー、2900円)と同じく、刀剣つながりな名前でござるかな?


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
G1スカイファイヤーはバルキリーじゃなくスーパ... (通りすがり)
2009-09-08 21:15:28
G1スカイファイヤーはバルキリーじゃなくスーパーバルキリーだ。
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通りすがり殿、こまかい突っ込みアリガトウ! (TF馬鹿一代。)
2009-09-08 21:20:36
通りすがり殿、こまかい突っ込みアリガトウ!
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どう見てもこちらの方がジェットファイヤーに見える。 (キュウ)
2009-09-09 09:53:49
モスピーダーのコピー品と言うと米国でやってたマクロス、サザンクロス、モスピーダーを一つにまとめた作品「ロボテック」と言う奴ですね。
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キュウ殿の御指摘通り「ロボテック」でござるな。 (TF馬鹿一代。)
2009-09-09 11:50:02
ただ・・・ 「ロボテック」はタカトクトイズ生産品もあり、途中から切り替わっているそうでござるが、拙者は米国事情までは分からないのでござるよな?
おそらく、タカトクトイズ倒産により玩具製作を韓国メーカーに委ねられ時点で、正規品と非正規品が作られる結果になったのでござろうな?
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タカトクはくタカトクトイズではなくタカトクトイ... (サムライロボット)
2009-09-09 16:06:00
金型も各メーカーが管理しています。バルキリーの場合はマツシロです。
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サムライロボット殿、御指摘感謝。 (TF馬鹿一代。)
2009-09-09 21:19:00
「モスピーダー」の件は拙者の説明不足でござる。
そちらは間違いなく学研の商品なのでござるが、拙者の入手したものは学研製ではない商品なのでござるよな。
いずれ、そちらも紹介してみるでござる。
ところで、1/55スーパーバルキリーの定価を御存知ではないでござろうか?
拙者の資料(カタログ含む)には定価が記載されていないのでござるよな?
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初めて書き込みさせてもらいます。 (MERCENRY)
2009-09-09 22:07:00
バルキリーの金型はマツシロからバンダイへ移っています。(正確にはマツシロからハスブロー(トランスフォーマーの基本設定を生んだアメリカのトイメーカー)を経由し、84年の劇場版マクロス公開の直前にバンダイに移りました。)
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定価は4980円です。 (サムライロボット)
2009-09-09 23:40:28
たしかパーツが1000円うまわしだったはずとうろ覚えだったのですが検索したら直ぐ出てきました。
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サムライボット殿、MERCENRY殿、情報に感謝! (TF馬鹿一代。)
2009-09-10 01:08:13
誤表記は修整したでござる。
なお、拙者もタカトクトイス版1/55スーパーバルキリーは未入手ゆえに、定価については3980円~5980円くらいの記憶があり、確信が持てなかったのでござるよな? バンダイ版は更に販売価格が上がったのも原因でござる。 (笑)
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そういえばバンダイの劇場版マクロス製品でエント... (キュウ)
2009-09-10 08:54:46
バンダイがその時期頃だったかに出した復刻版スーパーバルキリーは少々変更されてる部分がありますよ(特に顔弄ってるのはな~)
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