ごきげんようでござる!
漢字名のロボットは好いよね!
ちゅー事で、今宵は早川玩具より販売された、チェンジロボ・光神(全2種、オープン価格)の弐号機 石光 の紹介でござる。
本品の販売年数は不明で、玩具店以外の土産物屋やらドライブイン等でも販売された所謂フックTOY(チープTOY)と呼ばれる商品でござる。
本品はダイキャストを使用したボディと一見変形しそうにない造形が魅力の商品でござる。
そして、今回の建設車両に変形するチェンジロボ・光神はブルドーザー型の壱号機 岩光 と、解体用(?)アームに換装したパワーショベル型の弐号機 石光 が販売された訳でござる。
建設車両はアクションギミックもあり、現用メカニックではロボットと通じる魅力も備えているでござるから、何だかんだで人気が有る訳でござるよ。
そう! TVアニメ等で宣伝できないオリジナル商品では普通に人気の有るモチーフを商品化する事こそ正攻法でござるな。
さて・・・ デザインは、オリジナル(?)の建設車両でござるが・・・
このデザイン・・・ どちらが進攻方向なのでござろうか?
そう・・・ 前後どちらでも使えそうなデザインなのでござるな。
いや~面白い!
コレに似た様な建設車両が存在するのでござろうか?
更に本品のアームは分割して展開できる遊びができるのでござるが、コレは変形説明書に載っていない形態なのでござる。
アームの可動範囲は狭いものの、建設車両ならではの面白いギミックでござる。
無論、コチラの形体でも前後とも使えそうなリバーシブルデザインでござる。
そう! かっこよい!
建設車モードは普通以上に好いでござる。
が!
「なんじゃこりゃ~!」
な! インパクトが強すぎるロボットモードに変形するのでござる。
そう! チエンジロボも醍醐味はソコソコ完成度の高いヴィークルモードから思いっきりチープなロボットに変形する落差なのでござるな。 (笑)
どくどくの駅弁売り体型のシルエットに人体構成をトレースしていない、前から限定のデザイン!
チープTOY御馴染みのアンテナのないガンダム顔のくせに、定番の金メッキ銃は付属せず、ミサイル発射ギミックでも仕込めそうなくらい太い武器が付属するでござる。
いや~この武器も建設車モードでは余剰パーツにしかならず、両腕は引き込み式の拳を採用し、肘にも可動軸を入れているにもかかわらず、設計ミスか肘が曲がらず腕を真っ直ぐに伸ばせないオチャメな仕様も魅力の一つでござる。
しかし、頭部収納ギミックは簡易ながら凝っており、何故そこまでできて、もう少し軸をずらせばバランスが良くなるモノが出来ないのでござるかな~ と疑問におもえるでござるが・・・
如何も、このダサイ体型は確信犯のようで、一般にカッコよく見えるロボットモードは作る気が無いというか設計者の趣味というか・・・ 他人に媚びない職人気質を思わせるシリーズなのでござるな。 (笑)
そう! ・・・出来の悪い玩具ほど可愛いモノでござるよ。
因みに本品の説明書は間違っているのか、説明書通りだと、背中に折りたたまれたアームは展開できないのでござるが、折畳み方法を変えればアームが展開できるのでござる。
しかも、背中のラインは説明書のモノと違い横からでもソコソコ見られる体型になるのでござるよ。
パワーローダー風になるので、コチラの方がグッ!とカッコよくなるでござろう。
にも関わらず、かっこ悪い方を採用するのでござるから、コレはもうセンスの問題でござるな。 (笑)
まあ、これはTVアニメなどの御蔭で固定イメージが付き、本来の玩具の魅力が半減される有名メーカー玩具とちがい、オリジナル商品であるから、遊び倒して面白さを発見しろと云うメーカー側からのメッセージかもいれないでござるな。
残念ながら拙者は、壱号機の岩光 を入手していないので、何時か入手したい一品でござるが、チープTOYは買おうと思って売っているモノではなく、運良く巡り合えたら購入できる商品なのでござる!
そう! チープTOYとの遭遇は一期一会! 「気になった物を見つけたら即買うべし!」迷って後回しにしたら2度と遭遇しないかもしれないでござる。