とびきりハッピーな劇団四季の「クレイジー・フォー・ユー」、7月に岡山公演
私が劇団四季に出会ったのは、結構最近だ。それでも出会ってから、もう20年くらいが経過する。
さて、その劇団四季は今年の1月に、北の大地・北海道に全国で10番目の専用劇場「北海道四季劇場」をオープンさせている。
その北海道での劇団四季の歴史は、1991年の札幌駅旧構内での「キャッツシアター」が始まりで、1993年からは札幌駅構内に「JRシアター」をオープンさせた。そのこけら落とし公演が「オペラ座の怪人」だ。
私が何かの所用で北海道へ行った際に、少しだけ時間があり、「JRシアター」で当日チケットを購入して、「オペラ座の怪人」を観た。それはそれは感動し、その後劇団四季の舞台は結構観てるように思う。もちろんと言うべきか、劇団四季の会員にもなっている。
創立された時の四季の思想性の強いストレートプレイには、少しだけ抵抗・違和感があった。しかし、浅利慶太の才覚と言うべきであろう、今では全国で10の専用劇場を持つに至っている。オンラインでチケットの座席まで指定して購入できるようにしたのも劇団四季だ。会員にはとても充実した『ラ・アブル』(2月号で70ページ)が毎月送られてくる。
そして今では、創立当初の三島由紀夫の最高傑作『鹿鳴館』などのストレートプレイも上演している。この『鹿鳴館』は、私も自由劇場で観た。
こうした劇団四季の歴史について、時間があれば学んでみたいと、既に購入している『浅利慶太の四季』(著述集1~4、慶應義塾大学出版会刊)、『劇団四季半世紀の軌道』(日之出出版刊)、浅利慶太著『時の光りの中で』(文藝春秋刊)等をゆっくりと読んでみたいと考えているのだが。 さて、その劇団四季の岡山での公演を一手に引き受けているのが、岡山音協だ。今では年二回、岡山の地での劇団四季の公演が開催されている(他に、四季の子どもミュージカルも、岡山で上演されている)。岡山の地で年二回も劇団四季が観られるも、岡山音協あればこそだ。
ところでその劇団四季の次回の公演は、「クレイジー・フォー・ユー」だ。先ほど会員向けにそのPR用のチラシと、「クレイジー・フォー・ユー」オリジナル・ケータイスタンドも同封されてきた。ワクワクしている。既にこの舞台も観てはいるが、やはり観たいと思う。
さて、劇団四季のとびきりハッピーなミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」は、7月20日と21日の両日、岡山市民会館で上演される。あなたも、愛する人と一緒に観られることをオススメする。