今日から山田火砂子監督作品「大地の詩」の上映が始まった、必見の感動作だ
今日は二十四節季の一つ「雨水」。この日に「雛様を飾ると良縁に恵まれる」との習わしがあるそうだ。少なくないご家庭で、今日はお雛様が飾られたことだろう。
そしてまた今日は、「備前平野に春を呼ぶ」という「西大寺会陽」の日だ。私が現役の頃の仕事で、「西大寺会陽」を映像として残す仕事に関わったこともあり、数年間毎年「西大寺会陽」に通ったことを思い出したりもする。
そしてまた今日は、映画「大地の詩 留岡幸助物語」の初日だ。現代プロダクションのこれまでの二作、松平健主演「石井のお父さんありがとう」、そして常磐貴子主演「筆子その愛 天使のピアノ」はホール上映だったが、今回はシネマクレールでの上映だ。朝少し早めに行くと、もう既に行列ができていた。少しだけ嬉しかった。
今日は上映前に、地元岡山出身の出演者の三人の俳優さんの舞台挨拶もあった。ただ監督の山田火砂子監督は、前夜の東京での舞台挨拶があり、残念ながら今日は欠席となっていた。
そんな中で挨拶した中の一人でとても美しい吉岡奈都美さんは、私の存じ上げている方の娘さんだった。サインをいただたので、また私のお宝箱に入れた。
また山田太郎君はオーディションで選ばれ、「石井のお父さんありがとう」に初出演。以来現代プロの作品の常連となっている。当時は御野小学校の生徒だった山田太郎君も現在ではもう高校生となっている。今回も存在感を魅せる演技となっている。
さて、映画はとても感動的な映画となっており、村上弘明ファンの方々にとってもたまらない映画となっている。そして私が高梁や岡山でのロケに立ち会わせていだいたシーンが、当然のことながら映画の中にピッタリとはめ込まれており、とても感動するとともに、あの時のことを思い出したりもした。
ともあれとても素晴らしい作品であり、同時に岡山(高梁市)が生んだ日本の社会保障の先駆者・北海道家庭学校の創始者である留岡幸助の人と思想を、この映画を通じて学ぶことができる映画でもある。岡山人必見の映画として仕上がっている。
今月26日(土)、27日(日)には、山田火砂子監督の舞台挨拶も予定されている。是非とも、シネマレール丸の内へ。