80歳を超えて公民館講師、その元気さに勇気をもらい頑張れと背中を押された
今日は終日雨との天気予報だったが、なんとか傘なしで過ごせた。そんな今日は、以前働かせていただいていた東公民館に行った。この日が、「パソコンサークル ラ・スマイル」主催の「ペイント画 お絵かき勉強会」(内容はペイント画の初歩を学び、実習としてリンゴとミカンを描き、「カサゴ」の塗り絵もする)が開催される日だからだ。といっても生徒ではなく、終了間際に顔を出しただけなのだが。
この「パソコンでのペイント画」、私のような横着者とは全く無縁の世界であり、気の遠くなるような実に地道な継続した努力を必要とする。
今回の講師は、もう既にご自身が描かれた「ペイント画」の個展を、公民館で二度も開かれたタッキーさんだ。今日の「勉強会」の前に、講師のタッキーさんを先頭に、「ラ・スマイル」のメンバーの方々は三度も勉強会(リハーサル)を積み重ねられて、今日の日を迎えられている。こうしたていねいな準備に、全く頭の下がる思いだ。
そして何より頭の下がるのは、タッキーさんだ。「ペイント画」の世界では、もう有名な方だが、少し失礼だがもう年齢は80歳を超えておられる。なのに実に元気に、今回の講師をお引き受けになるなど、様々に活躍されている。そして「ラ・スマイル」の例会には毎回欠かさず参加され、今回も膨大な資料を準備されて講師役をお務めになる。そのお人柄もあり、サークルのメンバーから絶大な信頼が寄せられている。美しく生きている姿は神々しくさえある。
ところで私といえば現在の所は病気とともあれ仲良く付き合いながら過ごさせてもらっている。しかし、タッキーさんの年齢まで元気でいられる自信など全くない。少しだけ「年だから」と思ったりする自分もいる。
それでも今日は、80歳を過ぎて講座の講師を勤められるタッキーさんの元気さに勇気をもらった。そして、「まだまだ頑張れるよ」と背中を押された気持ちだ。ありがとうタッキーさん。いつまでもお元気で、そしてこれからもご活躍を。
ところで、東公民館の展示ケースでは、現在「二人三脚作品展」が開催されている。公民館のある地域の婦人会長さんご夫妻の「二人三脚」での展示であり、ご主人は玄人はだしの写真を、そして婦人会長さんは手芸作品を展示されている。どちらの作品も素晴らしい、公民館内のみなさんが趣味を楽しんで豊かに生きている風景が見えてくる。お二人の作品も素晴らしく、少しだけ見入ってしまった。心地よい時間でもあった。
このお二人も私よりは年齢が上で、これまた元気をもらえた。いくつになっても、笑顔と輝きを自らのものとして生きて行ければと願う。
(なお、下の「カサゴ」は、今日の講師のタッキーさんのものを借用した。乞う、お許しを。)