桜の名所として栄え岡山県十勝地の三野公園に、40年ぶりに上った
「この公園は、昭和6年、地元で生まれた小合金光氏が岡山市議会議員であった時、三野公園設立に尽力し、眺望の良い東側の旭川に臨む妙(明)見山の広さ21,770平方mに開設された公園です。頂上からは旭川は、まさに眼下にあって、岡山の市街地はもちろんのこと、遠く児島半島をのぞむことができます。特に春の桜は美しく、戦前には桜の名所として多くの人々に親しまれて、岡山県下十勝地に指定されました」。
ネットで調べると、上のような説明があった。ただ、「岡山県十勝地」がどこどこなのか、浅学非才故に私は知らない。お恥ずかしい限りだ。
ところで、「戦前には桜の名所」とあるが、私の子どもの頃には、桜見物と言えば三野公園だった。その三野公園に久しぶりに上ってみた。もういつ頃から行っていないだろうか。少なくとも働きだしてからは記憶がないので、40年ぶりくらいとなるだろうか。
螺旋状に整備された道を上っていくと、急なそして長い階段がある。息を切らせて上ると、芝が植えられ整備されたそして見晴らしのよい公園に着く。そこには、小合金光氏や「岡山県十勝地」の碑が建てられている。
三野公園はとてもキレイに整備されており、桜の木も植えられており、春にはのんびりとお花見するには絶好のスポットだ。ただ、難を言えば、上るのに息切れすることだ。実に40年も以前に最後に上った際の記憶はないが、それでも子どもの頃に上った記憶は蘇った。懐かしく、少しだけ感慨深いものがあった。