地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

談志一門

2011年02月11日 | 歌舞伎・演劇・バレー
 


昨晩は立川志らくの落語を楽しんだ、素晴らしい話芸であり心から笑った

 昨日は雪が降った。三野公園を過ぎると、気温が何度か低くなる。私の住む地域も相当に寒い。雪が積もったのは、今年初めてではないだろうか。交通混マヒにならず、一安心している。

 そんな中で「伊豆はすでに桜の季節。熱海桜は満開。伊東小室桜も開花宣言」との記事に接したり、昨日届いた親しくさせていただいている方の「写真ニュース」には、「半田山公園に福寿草が美しく咲いている」とあり、行ってみたいと心が躍った。ある方のブログには、「桜を植えた」とアップもあり、春がそこまで来ていることを感じる。今、ワクワクする自分がいる。

 さて、昨晩は立川志らくの落語を楽しんだ。師匠の立川談志が「才能なら噺家の中で一番」と言ったとかいう逸材だ。

 昨年末のクリスマスには、立川志の輔の落語を聞いた。そして昨日は立川志らくの落語だ。とても素晴らしい落語で、時間があっと言い間に過ぎていった感じで、とても短く感じた。もう少し聞いていた、そう思わせる芸だ。そして心から笑った。心地よい時間だった。

 それにしても、立川談志の一門では、立川志の輔、立川談春、そして志らくと、素晴らしい落語家が育っている。やはり談志が非凡なのであろう。

 志らくは、その著書『立川流鎖国論』(悟桐書院刊)で、次のように書いている。「なるほど」と納得する。
「談志が死んだあとは、立川流は崩壊するであろう。志の輔兄さんがトップになればだれからも文句は出ないだろうが、談志の弟子はみなアウトロー的な落語家ばかりだ。そのアウトロー精神は談志イズムによるもので、この精神がしみこんでいたから、寄席がなかろうが、昔の落語ファンから罵声をあびせられようが、この生き方が正しいと思い込んで生きてこられた。このアウトローたちは談志を信じて集まっていたのであるから、この教祖がいなくなったらまとまっていられるはずがない。即解散となるのではないか。談志は『それもなりゆき、人生なりゆき』と言うだろう」。

 このところ岡山でも落語を聞く機会がたくさん増えてきたが、漫才を聞く機会は「吉本の催し」しかない。芸としての落語と同じように、「芸としての漫才」を聞きたいと思うのだが。何がその障害なのだろうか。

 
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収集壁

2011年02月11日 | 読書
 


芥川賞受賞作が掲載された雑誌「文藝春秋」3月号が昨日発売され購入した

 昨日の夜は外出の予定があり、雪の予報が出ていてとても心配した。ただ、帰る時間帯は雨だったので、ほっとした。今朝も屋根が少しだけ白くなっている程度で一安心している。何しろ貧しく育ったので、雪や台風には神経質な自分がいる。

 それにしても、どうしょうもない収集壁だと自分自身でも呆れてしまう。この期の芥川賞受賞作が掲載された雑誌「新潮」を購入し、さらに単行本も購入して、既に作品も読んでいる。それでも、受賞作が掲載され雑誌「文藝春秋」を、発売日の昨日購入した。

 昨日の朝日新聞には、その雑誌「文藝春秋」3月号の全面広告が掲載されている。私的には、カラーでないのが少しだけ寂しい感じがした。

 さて、その全面広告には「『海辺の別荘』vs『日雇い現場』 現代日本を映す両極の作品と作家登場」とある。さすがに上手いキャッチコピーだ。まさに、「文学の多様性」を示している。

 それにしても、今号の雑誌「文藝春秋」には、受賞作家のインタヴューが掲載されている。これまでインタヴューは、同じ㈱文藝春秋が発行する雑誌「文学界」(今月・3月号には、受賞作家2人に島田雅彦を加えた鼎談が掲載されている)に掲載されていたのだが。私的には両方の雑誌を購入する必要がなく、嬉しいのだが。

 ともあれこの機会に、再度朝吹真理子「きことわ」、そして新村賢太「苦役列車」を読み直そうと思っている。
コメント (3)
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