参院選の結果は、大方の予想通り与党の大勝とも言えそうな所で決着が付きました。投票率もいくらか高まったようです。
これが民意という事ですから、これからの政局の展開はこの結果をベースにしたものになっていくのでしょう。
マスコミは参議院の改憲勢力が、改憲発議に必要な166を超え179になったという所に着目、改憲議論についての具体的な動きを予想する記事を書き、岸田総理も出来るだけ早く発議をして国民投票に結び付けていくと発言されたようです。
具体的な話になれば、改憲とは相容れない立憲民主党、共産党等との基本的な議論もあるでしょうし、改憲を言う中でも中身に入っていけば、意見の違いも種々あるようですから、出来るだけ早く国民投票にと言っても、事は簡単ではないでしょう。
大事なことですから、国民が、みんな良く解って、はっきりした意識を持って投票行動が出来るような「立派な」国民投票にしなければならないでしょう。
最近の世界中に見られるポピュリズムに浮かされたような投票では、国の行く先を誤る可能性もないとは言えないでしょう。
例えば、最近の改憲論が、ロシアのウクライナ侵攻に影響されていることは明らかでしょう。麻生さんも「弱いといじめられる」などと発言しています。
ウクライナは弱い、ロシアは強いという発想からの発言でしょうが、この問題はまだ決着がついていません。
直接戦っているウクライナの背後には自由世界がついています。既にこれはロシアという専制(独裁)国家と自由世界の戦いという見方も定着し、第三次世界大戦は既に始まっているという意見すらあります。
恐らく、この戦争の帰趨によっては、今の人類社会における国際関係の在り方は大きく変わるかもしれません。
勿論、現在の中国の世界における在り方も、ロシアのウクライナ侵攻問題の今後からは大きな影響を受けるでしょう。当面、習近平さんの3選問題もそうした渦中にあるわけです。
一国の憲法というのは、その国の在り方を、長期の視野で、その国の存在価値は何かを考えた結果として作り上げられるべき物でしょう。
第二次世界大戦の徹底した反省の上に立って、出来上がっている今の日本国憲法は、70年にわたって日本を支えてきました。
今度、憲法を改めるとしたら、100年200年先まで日本国を支えてくれるような確りしたものを作る気概がないと立派な改憲は出来ないのではないかと思います。
そのためにも、今、改憲論に影響を与えている当面の事態については、その行方を確りと見極め、そのプロセスで日本のなすべきことも熟考の上誤りなく行動し、そのプロセスで国民の意識をあるべき姿にまとめ上げられれば、改憲の在るべき姿が見えてくるのではないでしょうか。
大切なことは、今の人類社会の状態は、人類史の中の一つの重要な過渡期の真只中にあることを認識して、日本人自身が誤りなく考え行動する必要があるように思われる所です。
これが民意という事ですから、これからの政局の展開はこの結果をベースにしたものになっていくのでしょう。
マスコミは参議院の改憲勢力が、改憲発議に必要な166を超え179になったという所に着目、改憲議論についての具体的な動きを予想する記事を書き、岸田総理も出来るだけ早く発議をして国民投票に結び付けていくと発言されたようです。
具体的な話になれば、改憲とは相容れない立憲民主党、共産党等との基本的な議論もあるでしょうし、改憲を言う中でも中身に入っていけば、意見の違いも種々あるようですから、出来るだけ早く国民投票にと言っても、事は簡単ではないでしょう。
大事なことですから、国民が、みんな良く解って、はっきりした意識を持って投票行動が出来るような「立派な」国民投票にしなければならないでしょう。
最近の世界中に見られるポピュリズムに浮かされたような投票では、国の行く先を誤る可能性もないとは言えないでしょう。
例えば、最近の改憲論が、ロシアのウクライナ侵攻に影響されていることは明らかでしょう。麻生さんも「弱いといじめられる」などと発言しています。
ウクライナは弱い、ロシアは強いという発想からの発言でしょうが、この問題はまだ決着がついていません。
直接戦っているウクライナの背後には自由世界がついています。既にこれはロシアという専制(独裁)国家と自由世界の戦いという見方も定着し、第三次世界大戦は既に始まっているという意見すらあります。
恐らく、この戦争の帰趨によっては、今の人類社会における国際関係の在り方は大きく変わるかもしれません。
勿論、現在の中国の世界における在り方も、ロシアのウクライナ侵攻問題の今後からは大きな影響を受けるでしょう。当面、習近平さんの3選問題もそうした渦中にあるわけです。
一国の憲法というのは、その国の在り方を、長期の視野で、その国の存在価値は何かを考えた結果として作り上げられるべき物でしょう。
第二次世界大戦の徹底した反省の上に立って、出来上がっている今の日本国憲法は、70年にわたって日本を支えてきました。
今度、憲法を改めるとしたら、100年200年先まで日本国を支えてくれるような確りしたものを作る気概がないと立派な改憲は出来ないのではないかと思います。
そのためにも、今、改憲論に影響を与えている当面の事態については、その行方を確りと見極め、そのプロセスで日本のなすべきことも熟考の上誤りなく行動し、そのプロセスで国民の意識をあるべき姿にまとめ上げられれば、改憲の在るべき姿が見えてくるのではないでしょうか。
大切なことは、今の人類社会の状態は、人類史の中の一つの重要な過渡期の真只中にあることを認識して、日本人自身が誤りなく考え行動する必要があるように思われる所です。