tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

ケンタウロス登場:コロナ新変異、感染力3倍

2022年07月26日 21時43分38秒 | 政治

落語に「行先ぁウナギに聞いてくれ」というオチがありますが、コロナ禍の行く先はますます解らなくなってきて「行先ぁコロナに聞いてくれ」の様相です。

新しい変異株はなぜかケンタウロス(ケンタウルスとも)と名付けられたようで、ギリシャ文字ではなくて、ギリシャ語の半人半馬の一族の名です。

ケンタウロスと言えば黄道12星座の1つの山羊座と蠍座の間にある「射手座」で、半人半馬ののケンタウロスのキロン(賢者)が弓で何かを狙っているような星座の絵図をご覧になった方も多いと思います。

ギリシャ神話は兎も角としてケンタウロス株は本名BA.2.75という事だそうで、BA.2の変異株だそうです。問題はその感染力の強さで、BA.5の3倍ほどという事のようですから、これは大変だと思ってしまいます。

BA.5がそれまでの変異株の1.3倍程度の感染力と言われ、それが第7波の大きな山を作って来ているようですが、この所の新規感染者の増加は、既にケンタウロスのせいではないかなどと考えてしまします。(国分寺市では先週100人程度から今日400人)

私の周囲でも先週末から3人ほどの感染者が出て、家族は足止めで大変です。
我家では、当分買い物にも行かないようにしようという事にしていますが、もう既に食料品の不足が目に見えています。

感染力の強さは言われていますが、重症化の方はどうなのでしょうか。TVに出て来る先生方も、未だデータが少なすぎてか、重症化については何も言われません。

何も解らない我々は、今迄の例から感染力が強くなっても重症化しないのだろう、だから政府も国民に特段の行動制限はしないと言っているのだろう、などと推測して夏休みの予約は、コロナ前の6割程度とかいう数字がTVでも言われていますが、考えてみれば、まだ何も解っていないのではないでしょうか。

何とか素人の思惑程度に収まって、BA.5も、ケンタウロスも、感染力は強くても、重症化はひどくなく、自宅で治療薬という形で収まるようなことで対応できるような状況であってほしいと願うや切です。

政府もあまり深刻なことは言わず、どちらかと言えば活発に活動しているようですし、バイデンさんもTVに顔を出されて順調に回復の様子ですから、そんなに心配しなくても、防御態勢を確り組みながらの日常生活のつもりの方が一般的なのでしょう。

ところで、さる痘も、水際を確りやると言っているうちに早くも日本上陸というのが現実で、伝染性の疾患と言うのは、とても防ぎきれるものではないようですから、国民もそれは解って来ているでしょう。

政府のやるべきことは、国民の欲しい情報を早期、的確に国民に知らせてくれるといことになって来て言えるようです。

コロナについて言えば、自宅待機、自宅療養といった場合、保健所などの医療システムは何処まで面倒を見てくれるのか、治療薬の効果はどの程度期待できるのかといったことを多くの人は情報を持たずに心配したり楽観したりというのが現実でしょう。

さる痘については、天然痘の種痘で防げる可能性が高く、種痘のワクチンの準備は確りされているといった政府の説明はありますが、我々が子供の時にした種痘の効果はどの程度のものなのか、あの頃は一回すれば一生大丈夫と言われましたが、どうなのでしょうか。政府からの早い正確な情報が欲しいのは私だけではないでしょう。