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住まいは人権! 一般社団法人協働舎
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平和と手話通訳を考えるつどいに参加してきました

2016-07-30 | 手話

今日は丑の日、手話サークルあすなろ会員のTさんがうなぎの蒲焼を届けてくだり、夕食で皆で頂きました。孫は隣の茶碗からそっと一切れ・・・とても美味しかったです。

「今日は暑うなりそうやなあ」「碑巡り大変やね」

 

妻と二人で早めの昼ご飯を終えて、広通研の「平和と手話通訳を考えるつどい」参加のために平和公園へ。

ちょうど八月六日を前にして、テント張りなどの準備が進められてました。

今日は大久野島毒ガス歴史研究所の山内静代さん 「地図から消された島」と題してのお話でした。

大久野島には戦争に加担した歴史が3度はあるそうです。

 ⑴ 日露戦争時の砲台

 ⑵ 1929年からの毒ガス製造 

そして僕も知らなかったのですが、

 ⑶ 朝鮮戦争時のアメリカ軍の砲弾庫として5年間の接収。

資料館は地域の人々の強い願いを元に、1988年に開設されたのだそうです。

山内さんは自らが訪れた中国、アウシュビッツ、そしてハワイのアリゾナ記念館の話も加えながら、詳しく大久野島の歴史を話され、被害・加害の両面から見ていかなければ本当の平和は見えてこない・・・と語られました。

 

 

 

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みんなのお金を勝手に使うな!

2016-07-30 | 暮らし・社会

  2015年度の年金資金運用損失が5兆3000億円だそうです。政府は「長い目で見ないと」とか言ってるようですが、あべさんが運用方法を強引に変更してこれだけ大きな損失を生んだのですから、その責任はごまかせません。

   アベノミクスの大失敗の典型です。

下は2013年の記事ですが、改めて浜さんの本を読み直してみようと思います。市立図書館にあるかなあ。

  • 2013年11月15日 18:03

アベノミクスは「アホノミクス」!? 浜矩子教授が指摘する「3つの問題点」

安倍政権発足から間もなく1年。日経平均は1万5000円を久しぶりに超えたものの、今年前半の上昇の勢いを失っている。円安基調は一段落し、輸出企業の業績改善は一服したようだ。成長戦略の足踏み感もあり、経済政策への懸念が内外でじわりと高まってきている。こんな中、「アベノミクス」を一貫して批判し続けているエコノミスト浜矩子氏(同志社大教授)は、現状をどう見ているのだろうか。東京・有楽町の日本外国特派員協会で11月8日に行われた記者会見に赴き、話を聞いた。(取材/撮影:渡邉一樹) 



高度成長期の幻想にとらわれすぎている

「安倍政権の経済政策はアベノミクスではなく、『アホノミクス』です」。浜氏は挑戦的な言葉でこう切り出したうえで、「問題点は大きく分けて3つあります。それは、(1)『成長』にとらわれすぎている点、(2)人間に対する関心が少ない点、(3)金融政策がお粗末な点です」と指摘した。 

「成長」にとらわれすぎているとは、いったいどういうことだろうか。浜氏は次のように表現する。 

「アベノミクスは、高度成長期の幻想にとらわれすぎているのです。今の日本経済の問題は、成長がないことではなく、むしろ再分配がうまくいっていないこと。つまり、貧困・格差こそが、一番の政治的課題なのです。 

日本の『相対的貧困率』は16%(2009年)ですが、我々のような洗練された経済環境にある国家にとって、この数字は高すぎます。たとえばデンマークは6%(2010年)程度です」 

ここで浜氏が指摘している「相対的貧困率」とは、国内の所得格差に注目する指標で、国民の所得中央値の半分以下の所得しかない人の割合だ。OECDによると、2010年のOECD平均が11.1%、アメリカは17.4%、フランス7.9%となっている。 

国内格差問題は、2番目の「人間への関心が薄い」という批判にもつながるようだ。浜氏は続けてこう述べた。 

「安倍総理が6月5日に行った成長戦略に関するスピーチで、何が語られ、何が語られなかったのか、そこから見えてくるものがあります。 

このスピーチで首相は『成長』という言葉を40回近く使いました。多すぎるとは思いますが、成長戦略に関するスピーチですから、わからないでもありません。また、『世界』という単語も37回登場しました。日本の首相が世界経済を意識するのは、当然だとも言えます。 

しかし、これらの単語が登場したのは、『日本よ、もう一度』とか、『日本が再び世界の中心的役割を果たす』といった文脈ばかりでした。要は、グローバル競争に打ち勝ち、日本が世界を制覇する、というような単純な話にすぎなかったのです」 

こうしたビジョン自体が、時代遅れではないか、と浜氏は指摘したいようだ。 

黒田日銀総裁の「異次元緩和」はジョークかと思った

「一方で、人々の暮らしについて触れた部分は少なく、『人間』という言葉が登場したのは、わずか1回。しかもそれは、1970年の大阪万博で『人間洗濯機』が展示されていた、というエピソードの紹介でした。 

収入格差についての言及はゼロ、パートタイム労働者についても、貧困についても、一切語られる事はありませんでした。こうした点に、安倍首相のメンタリティが表れていると言えるでしょう」 

たしかに、いくら国民を鼓舞するためのスピーチとは言っても、バランスに欠ける面はあるだろう。「ブラック企業」という言葉の流行にも象徴されているように、安心して働き続けられる環境の整備が、国の大きな課題であることは間違いない。 

では、現政権の金融政策への批判は、どのようなものなのだろうか? 

「安倍政権の金融政策は、その体をなしていません。日銀はもはや中央銀行ではありません。黒田東彦日銀総裁は『異次元緩和』と言っていますが、私は、ジョークかと思います。 

日銀がやっていることは国債を買うだけ。これではバブル製造マシーンです。日本政府の財政を救済し、安倍政権のポイント稼ぎにはなるでしょうが、デフレ脱却にはつながりません。非人間的で、くだらない努力がなされているにすぎないと思います」 

この発言に対して、外国人記者からは「黒田総裁の方針は、もはや日本だけの特殊なものではなく、国際的にはむしろスタンダードなやり方なのではないか」という質問も出た。

浜氏はこれに、「みんながやってるからといって、やっていいわけではないですね。それは中央銀行の役割ではないと、主張することもできるはずです」と反論し、次のように続けた。 

「アメリカのバーナンキFRB議長や、欧州中央銀行のドラギ総裁らは、どこか申し訳なさそうに金融緩和を行っている節があります。おそらく、罪悪感や、正道から外れているという意識を抱いているのでしょう。ところが、黒田総裁にはそうした態度が一切なく、安倍総裁のために喜んで行っているようにしか見えません」 

浜氏はこう指摘したうえで、日銀が国債の買いすぎを防ぐために定めた「銀行券ルール」や、白川前総裁が導入した「資産買い入れ基金」を、黒田総裁が廃止したことを批判していた。

タイガース5連勝 とはならんかったなあ

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