遣心使.Ⅴ-使者-
ムズ痒い気配が行き交う
肌に纏わりつく雰囲気が有る
零れ落ちそうに頭頂に溜まる暗示が有る
-僕にしかない
-僕だけにある
ko.to.ba.の使者が居て
異種の二界をッナグのかも知れぬ
僕は揚揚とその言伝を聞き
忘れぬ間に伝言にして
書き残し言い残す
まるで僭越にも不遜にも
言霊から遣わされた使者のように
遣心使.Ⅴ-使者-
ムズ痒い気配が行き交う
肌に纏わりつく雰囲気が有る
零れ落ちそうに頭頂に溜まる暗示が有る
-僕にしかない
-僕だけにある
ko.to.ba.の使者が居て
異種の二界をッナグのかも知れぬ
僕は揚揚とその言伝を聞き
忘れぬ間に伝言にして
書き残し言い残す
まるで僭越にも不遜にも
言霊から遣わされた使者のように
遣心使.Ⅳ-贈答-
身もココロも感情もコトバも
蕩けてゆく瞬間が有る
詳細にしたくても
出来る術を持たないのがもどかしいが・・
若しかしたら誰でも
或る日突然
そういう幸甚を受け取るのかも知れぬ
生き抜いてきた
生き抜いてゆく
天上からの贈答品のように
遣心使.Ⅲ-順不同-
ココロに滞留するものは
胸に巣食い始めるものは
耳朶に絡みつくものは
息に交じって臭いだすものは
頭骨内に放浪するものは
僕の神経を弾いてゆくmonoは
細胞を擦ってゆくものは
僕の血を騒がせるmonoは
汗腺を弄ってゆくものは
僕の情感を泡立てるmonoは
その場でko.to.ba.に変換し
遺伝子を操作し
その場で順不同の順列を与える
何事もなかったように
何にも衝突しなかったように
何の運にも妨げられなかったように
何の暗示も気付かなかったように
何の心配も要らないように
素知らぬ顔と風情で
僕はまた
あの無我へと
何時もの夢中へと
還る帰る返る