降って来るもの

写真と散文とぽえむ

俗物

2020-02-27 13:53:30 | 詩20

      俗物

 

僕は間違いなく俗物だけれど

稀に

刹那の天才になる

それは

瞬く間の至福で

永続的に捉えられる訳じゃないけど

その幻視のような傑物の片言を

辛うじて拾い集めては

偶々の似非哲学者に成ったり

UTAを奏でる楽士になったり

叙情を間配る使徒にもなる

 

この長い旅程を

その幾多りの相貌を施されて

その幸運の変身術を付加され

僕は過不足なく俗物を演じ続ける

 

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眺梅に~青空とcontrailと枝垂れ梅partⅢ~

2020-02-27 07:50:06 | 

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 折角の一期一会の”豪華絢爛”の神髄に触れた機会でしたから、フォルダーが空になるまでUPしますね。春の匂いを十二分に吸い込んで、忌々しいウイルスが入り込む余地を失くしてしまいましょう

 きのう予報士がここ2~3日は寒の戻りと言ってましたが、いよいよこの”へんてこりん”な冬将軍の戦仕掛けも最後の遠征に成るかもしれませんね。

 さすれば、今日の華やかなりし枝垂れの花は、冬とふ季節の掉尾を飾り、春とふ季節の皮切りを歓迎する図柄に相応しいモチーフという事に

青空に飛行機雲が

     

     

結城神社

             02/27 07:50 まんぼ

 

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ozoneに

2020-02-27 06:05:02 | 詩20

        ozoneに

 

kokoroを斬新なオゾンに晒して

不純物を取り除いてゆくと

胸の裡は無垢のカンバスになる

kokoroの石板を

真っ白い真っ新に整えておくと

そこに文字が浮かび

ペンが走り出し

様様の云云を書き留めてゆくのだ

 

それが必要と感じてくれるhitoの

それが芳醇な海綿体を持つhitoの

それが共鳴する音叉の持ち主の

それぞれのanataへ

縁をッナグ血液のように浸透してゆく

 

納言師として

遣心使として

それこそが唯一の役目のように目覚めて

僕は此処で発信する

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