降って来るもの

写真と散文とぽえむ

詩siポエム

2020-02-17 21:30:42 | 詩20

      詩siポエム

 

詩における定義など

理解している筈も無いけど

詩の書き方など

習った覚えも無いけど

 世の中には

詩と呼称されて

数多の人に愛唱され

 読み継がれている作品が

綺羅星の如く存在する

 

けれどそのどの詩編にも

 詩の骨格のことや

編中を往き巡るsiの血脈や

体液や連携するポエムの神経のことなど

何処にも記述はない

 それ故

それらの”らしき”を教科書にしつつ

己を語るに最も似合いの文体に準じて

僕はもう半世紀に亘って

 SIを書いている

何の気兼ねもなしに

誰に気後れもなしに

 どうやらpoemらしきものを

僕の詩siポエムにして・・

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百の要件を

2020-02-17 13:42:30 | 詩20

      百の要件を

 

何につけ宿願を叶えるには

用意周到が七割

当たり前のことだが

粉骨砕身が一割

残りのうちの一割は運任せ

それから

付け足しのような残り一割

そうして

それが一番厄介なんだが

あと一割はkokoroの持ち様如何に尽きる

 

百の要件を満たせる

千の艱難をものともせぬ

万の微塵を拾い集める

 

強靭でしなやかで

深い深い懐の持ち主だけが

きっと百%を叶えられる

 

そんな風に結論を口外すれば

斯くいう僕など

きっと希の五割も満たせない

半端者に違いないのだが・・

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The-endまで

2020-02-17 05:06:39 | 詩20

      The-endまで

 

ほんとうに大事だったmonoやhitoは

当事者で居る渦中では

解らないものだ

 

ほんとうに必要だったkokoroやkimochiは

動顚している機会には

失われている

 

そんな理だから

物事の結末にはいつでも

ほろ苦い悔恨が伴うのだ

 

ほんとうに要り様だったhitoやanataは

巡り会いの途中では

気付かないものだ

 

別れ離れ遠去かって

初めて

胸締め付ける切なさもある

 

イノチの物語に

不覚にも零してしまった

ブルーblackのinkの一滴のように

それはきっと

The-endまで消えない

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