一本の足跡を
美しいものは
往々にして
泥濘の裡に芽生える
目を瞠るものは
しばしば
安逸の中で発見される
心を搔き乱すものは
ひっそりと
平穏の間に間に牙を研ぐ
継続の非凡は
果て無い
平凡を厭わぬ真摯に派生する
因果が有って応報が有るように
どんなサインコサインにも
必須のように
epilogueへと誘う数式が有る
然れば友よ!!
短い旅程の巡り方にも
波乱万丈のtravelにも
標ない道行だとしても
行き着く先のピリオドは同じだから
せめてinochiの輝きを研ぎ
夫夫に持つ一本の足跡を
各各が線引きした道順を
己が為に光らせようではないか