三段活用
頷いている
頷ける
頷いてもいい
そう思える過去があるというのは
人生の三段活用に於いて
優・良・可の良ぐらいの評価はできる
膨大自失の歳月日時
喪失し続ける機会
遊離した現実の悔恨の堆積物
喜怒哀楽の亡骸
何れにしても儚い
刹那的な夢の欠片の集積物の
来し方の塊りに
良くできた
できた
出来なかったの
真ん中あたりの通知簿を与えても
良いのではないかと
何しろ雑多で複雑で亡羊で不可解を
兎にも角にも潜り抜けてきた
その幸運と幾らかの英知の算定に
上中下の中ぐらいは
もちろん
あくまでも身内の判断に依るので
完璧な心情は反映しにくいけれど・・