特定行政書士・海事代理士・著作権/ファイナンシャル・プランニング技能士
としての業務が ほぼ並行することもあるのですが
近年は 特に マンション管理士としての労働エネルギー消費が増えてきました
今までの積み重ねの知識が つまるところ総合的に 発露されるべき現場
とでも言い得そうなのが このマンション管理顧問業務あるいは 執行部
への参加業務では という思いがしています
私の業務のなかでは 労力発揮度一位クラス
なにしろ ケースによっては 400軒を超える住人組織との付き合いになり
“その分野は NO” “このあたりのことは なんとかYES”
などとノタマッテイテハ
理事会へのアドバイスなど とても とても かないませんので
行政書士としての業務知識(マンション建物の手入れの建設業許可業者のこと等)
ファイナンシャル・プランニング技能士知識(修繕積み立て会計のあり方等)
学習していてよかった ということ 多し です
地域的な特色からか? 博学知識者住民ワンサカ というマンションも
あったり・・・それを超えるような知識を抱えていないと アッサリとお役
御免となりそうですし
法的組織管理知識 会計管理知識 建物・施設・共有地管理知識等を
総合関連したようなことを問われることが多々あり 某試験受験経験で
自然と貯まっていた?知識が ほぼ有用であることに 救われています
今までのことが 無駄ではなかった という思いです
もっとも 昨今 どの資格業においても 総合的なアドバイスが求められる
ことが多いのでは ということを いろいろな場で 感じていますが・・・
特化知識だけでは なかなか・・・その特化を 何個かもちあわせていないと
苦労すること多し ではと 余計なお世話ですが・・
特に 自主管理マンションにおいて
いわゆる物知り?住民さんに意外と多い考え方として
≪こんなに管理に問題があるようなマンションの管理費など
払うつもりなどない
そもそも 週末しか利用していないのだから そのことを
管理費設定に反映すべきだ≫
というような発言から 即 連想されることは
賃借人的な発想 が優先していて
所有者的な発想 は意外と持ち合わせていない
ということで まぎれもなく自分のものの持ち主であるというのに
不思議なことです
リゾート型マンションに 特に この傾向が強い
と言えそう
仮に 管理会社に委任していようと
自主管理で 役員がほぼ無報酬であろうと
専有部分所有者たる全住人が最終的管理権限者団体の一員である
という大原則について
意外と無頓着であることが多い
こんなマンション管理組合
こんなマンション建物・設備
になってしまっているのは
誰の責任なのか ??
たしかに 管理会社の能力が足りなかったせいかもしれない
歴代の理事会の執行力不足が要因であるかもしれない
が そうだとしても
つまるところは
<管理組合の責任>
<組合構成員たる全専有部所有者一人一人の責任>
なのだ
所有物は所有者が
共有物は共有者が
権利と義務を有している
この理を 説明するのに そうとうなエネルギーを要することが
増えている と 最近 感じること多し
昭和50年代に築造されたマンションが 40歳を超えることになり
今まで以上の いろいろな手入れを という場面が増えてきている
から? かな・・・
さすがに コンクリート部の劣化の大きさ
排水・給水管関係の延命続行してきたことへの不安
エレベーターの寿命 新規化は いや いまさら・・・
などなど
劣化がひどい
資産価値弱く 売買も困難
とはいっても
管理費支払は所有者(共有者)としての 義務
皆 多少のわだかまり?を あるいは持ちながらも?
合理性に首をかしげながらも?
団体の一員の 運命共同体としての責務を と
困難であろうと 義務遂行
を継続しているのです
本来なら 建物解体という最期の途を全うできる資金を
携えていなければならないはずなのに
そこのところを意識して存続してきている管理組合の
割合とは 全国では どの程度の%なのだろう
そんなことを ふと考えていることの多い 今日この頃です
さすがに猛暑の連日は堪える
だけど ダイスキな 夏
一歩一歩
今年の夏も 頑張らせて頂く