やはり、年寄り？

今日は、年金者組合のハイキングに参加するため、朝、集合場所の所沢駅に行きました。



所沢駅は改修工事中で、地元の私でも様子が変わりオタオタします。構内には、改修完成後の模型も飾ってありました。一部が使えるようになり、駅ナカなどもオープンしているため、かえって煩わしいのです。

新しく橋上の改札口も出来ました。

SUICAの残額が少なくなったので、券売機で、5000円程チャージしようと思いました。どういうわけがやり方がよくわからずモタモタしていました。すると若い女性が「どうなされましたか？」と声をかけてくれて、やり方を教えてくれました。「年寄りがやり方がわからず途方にくれているのだろう」と思ったようです。彼女自身通勤途中で、先を急ぐのに申し訳なく思いました。
そう言えば、先日も山手線の車中で若い女性が席を譲ってくれました。「疲れきった年寄り」に見えたのでしょう。

集合場所のホームに行ったところ、天候不良のため、結局ハイキングは中止でした。

SUICAで自動改札機を出ようとすると、改札機に受け入れてもらえず、通過することができません。チャージしたばかりなのにおかしいと思い、何回か試みましたが全て拒否されました。やむなく駅務室に行くと若い駅員が事情を聞いた上で「SUICA」では、入場券は買えない仕組みになっていると説明されました。
ここでも、「年寄りには困ったものだ」という顔こそされませんでしたが、なんとなく自分自身がすっかり年寄りになってしまったような気がしました。

若いつもりで、今でも何でもできると思っていましたが、やはり世間一般から見ると私も「正真正銘の年寄り」と見られたようで、すっかり意気消沈した朝の駅での顛末でした。