囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

東北の旅 2 秋田駒ケ岳

2012-07-22 09:48:53 | 旅行
7月20日、朝6時半、田沢湖高原国民休暇村のスタッフが朝の散策に連れて行ってくれるというので参加しました。宿泊客 7人、案内のスタッフ 2人で休暇村の中を散策する。



ブナ林の中を案内してくれる。この辺のブナの木は、太平洋戦争中にこの山の上にあった硫黄鉱山の硫黄を精錬するための燃料として伐採されてしまったそうです。何本か残った親木から新しいブナが生まれたため、ぼぼ同時期に生まれた若木が育ったものだそうです。ブナ林に囲まれた国民休暇村は絶好の森林浴のスポットでした。

朝食後、秋田駒ケ岳へのリムジンバスの発着場に行きました。。



この辺は快晴だが、頂上は雲の中でした。正面の山が秋田駒ケ岳ですが、頂上付近は雲に覆われていました。満員のリムジンバスに乗り込み、八合目の駐車場に行きました。
霧の中で、とても涼しい。ここからが登山道です。



登山道にはいろいろの高山植物が見られ、霧の中で、図鑑と見比べながら花を確認して行きました。



片倉岳展望台では霧も晴れて快晴になりました。上を見れば、これから登る男女岳(1637m)が目の前でした。

更に進むとニッコウキスゲの群落が現れました。



眼下には、キスげ越しに田沢湖が広がっていました。



やがて木道になり、あみだ池が現れました。この辺にはチングルマやミヤマリンドウなどが咲き乱れていました。



木道を振り返ると、未だ雪が残っている鳥海山が望めました。



あみだ池小屋には多くのハイカーが集まり、ここから男女岳を目指します。私たちもリックをここに置き、頂上を目指しました。



雲の中から頂上だけ姿を見せている岩木山が望めました。



11時過ぎに快晴の頂上に着きました。鳥海山や岩木山、田沢湖など素晴らしい展望を楽しみました。

あみだ小屋前に戻り、昼食をとった後、下山しました。
シャクナゲコースを下りている積もりでしたが、どうも様子がおかいいのです。硫黄が山肌に剥き出しになっていました。



案内図には、「悪路で危険」と書いてあった硫黄鉱山跡を通る「旧道」コースを降りてきてしまいました。
硫黄の中を歩きながら、朝の散策で説明を受けた「硫黄鉱山とブナ」の話を思い出しました。廃坑の中を下ってきてしまったのです。



上りの際は、この看板を確認したのですが、頂上を下る際、あみだ池で、コースをよく確かめなかった結果です。今後の反省点ですが、まずは全員無事、八号目駐車場に下りることできホットしました。
シャトルバスに乗り、田沢湖高原の温泉で汗を流し、宿泊地の一関に向かいました。

一関駅前のホテルに夕方着きました。
「もちの里 一関」と言われるように、郷土料理に「おもち」があるそうです。





9種類のおもちとお雑煮、地酒の飲み比べなどをしながらの夕食でした。
長い一日でしたが、お酒を飲み、仲間と歓談していると元気が出る自分が不思議でなりません。

青い空 黄色いキスゲ 青い湖(うみ) 全部楽しめた 秋田駒ケ岳 


コメント (2)
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