囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

市民の現状が浮き彫り

2012-07-11 16:30:22 | 年金者組合のこと
埼玉県社会保障推進協議会が県内各自治体に「市民の願いを届ける要請行動」があり、年金者組合から参加しました。



毎年行なっていて通称「自治体要請キャラバン」行動と言われています。
今年は延べ8日間にわたり、63市町村で要請行動が行われました。所沢市は、市側の都合で「10日の午後」となり、要請行動の最後でした。



会場は、所沢市役所内の所沢市議会全員協議会室でした。
所沢社会保障推進協議会がまとめて、予め提出した要請書に対する回答とその内容についての質疑の形で行われました。
所沢社会保障推進協議会は、年金者組合をはじめ、医療生協、老健施設、民医連、学童クラブ労組、土建、民商、新婦人などで構成する協議会です。



要請行動には63人が参加しました。市側からは担当課の課長など職員 19名が対応しました。

国会自体が「社会保障と税の一体改革」を巡って混乱しています。しかも、3党合意で消費増税が強行可決されそうな状況にあります。
こんな中、地方の自治体も「社会保障とか福祉」とかいう言葉が死語になりそうな状況さえ生まれています。
要請に対する市側の回答は通り一辺倒で市民の苦しみを何とか解決しようと言う姿勢はあまり見られませんでした。

写真は、終末期医療体制や老老介護の問題を訴えるAさんです。
市の定期健康診断の改善、国保税の引き下げ、生活保護の問題、障害者や弱者対策、引きこもり対策、独居老人対策、市民医療センターに対する要望などなど 12名が発言しましたが市側から実のある返事は得られませんでした。
要請には、後日文書で回答をもらえることになっていますが、期待できるようなものになりそうもありません。

しかし、市民の願いを直接市側に届ける要請行動はとても重要で今後もつづけていく必要があると思いました。

市役所に 市民の要望 届けしも 改善の見込み なくて虚しい
コメント
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