囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

東北の旅 3  中尊寺から松島へ

2012-07-23 04:31:46 | 旅行
3日目の21日。一関のホテルを朝8時半に発ち、9時には中尊寺に着きました。



朝、早いため参拝客はまばらでした。




ボランティアガイドをお願いして、境内を案内してもらいました。案内を聞きながらの参拝は、藤原3代のこと、芭蕉の奥の細道のことなどの理解が深まり、勉強になりました。



金色堂前での記念写真です。朝、早いからこんな風に並んで写真も撮れるのです。間もなく、団体などの参拝客が沢山見えるでしょう。

隣の毛越寺庭園にも行きました。



昔の伽藍跡を忍び、藤原3代の栄華に思いを馳せました。
中尊寺も、毛越寺庭園も、私は2度目の参拝です。世界遺産に登録されたこともあり、昔と違って、駐車場等も整備され大変な賑わいでした。

 参道に 白百合の花 咲いており 芭蕉も訪ねた 金色堂への坂


最後に、私の希望で、3・11で被災した松島を見てゆくことになりました。
松島の五大島付近は交通渋滞ができるほどに賑わいでした。



復興の拠点ともなり、テレビでも何度も紹介された「松島さかな市場」で昼食を食べました。ここも大賑わいで、確実に復興が続いていることにすこしホットしました。
しかし、奥松島から石巻に向かう海岸沿いを走ると、なぎ倒されたままの防風林の松、半分土砂に埋まったままの家屋、倒れたままの墓石、崩れた崖などが沢山ありました。
海岸近くに山のように積まれたままの廃材やがれき、それを運び出すダンプが行き交っていましたが、それにしても復興の遅さに驚きました。
津波被害のところ少しつつ復興も進むのでしょうが、原発事故被災地は立ち入ることもできないなどもっと悲惨だろうと考えると複雑な気持ちになりました。
復興支援に自分に何ができるか、考えさせられた旅でもありました。
コメント
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