時給 １，０００円以上に！

私たち年金者組合では、全労連と一緒に「最低賃金の引き上げ　誰もが、時給　１，０００円以上」を目指して運動しています。これは、若い人たち・高齢者・女性に低賃金で働かされている人が多いからです。

しんぶん「赤旗の」記事に　４日の参議院予算委員会で共産党の小池晃議員がこの問題を取り上げたと報じていました。



小池議員は、ワタミグループの居酒屋で、若者を各都道府県の最低賃金と同額の賃金で働かせているのは、改善すべきだと主張しています。「体力がある企業なのに最低賃金」なのはおかしいと述べています。

欧米では、最低賃金は　時給　１，０００円以上になっています。小池氏は、日本も、直ちに、最低賃金を　時給　１，０００円以上にすべきだ　と政府を追及しました。

記事によると、この日の予算委員会には、ワタミグループの創業者で自民党の参議院議員の渡辺美樹氏も、予算委員として出席していたそうです。

ところが、小池議員がこの問題を取り上げたると、渡辺美樹氏は委員会を退席して、姿が見えなくなったそうです。

低賃金で働かせている、自分の企業の汚点が取り上げられ、ブラック企業に名をつられているワタミは、いろいろ問題も起こしています。
そんなことから、渡辺美樹氏はいたたまれなくなったのでしょう。

私は、渡辺美樹氏が国会議員の職責も果たさず、逃げ回るようなことをせず、企業の社会的責任を果たすのが筋だと思います。