囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

映画「望郷の鐘」を見て!

2015-09-19 16:20:39 | 憲法9条、大好き!
「中国残留孤児の父」と言われた山本慈昭さんの生きざまを描いた映画「望郷の鐘」を見ました。私は、「嗚呼、満蒙開拓団」という映画を見ており、所沢には中国残留孤児が帰国した時の受け入れ施設もありました。そんなもこともあり、満蒙開拓団の悲劇については関心をもっていました。

映画の冒頭で「国家が、総力を挙げて作り上げた大きな嘘は、いつの時代でも見破ることは容易ではない」という字幕が映し出されました。



 敗戦の1945年の5月に、国策で長野県から満州に渡った開拓団の悲劇を描いたものでした。1945年、3月には東京大空襲を受け、沖縄の地上戦も米軍の圧倒的な軍事力の前になすすべもなく、日本が敗戦することは軍部さえもわかっていた時期です。そんな時にも満州に国民を送り出す ということは私には全く考えられません。

 この映画を見て、私は今の状況と似ていると思います。 戦争中の時代だけでなく、今でも「国家が総力を挙げて作り上げた大きなウソ」ははびこっているような気がします。
安陪政権が、数の力で無理やり通した「戦争法案」です。積極的平和主義などと言う詭弁を弄して日本を再び戦争できる国にしようとしています。これこそ、私には「国家の大きなウソ」としか思えません。

 憲法違反の法律を作っても武力で、国民の生活も平和も守れません。ましてや、アメリカに追従して世界中で「集団的自衛権」を行使することは、国家間の戦争だけでなく、テロにも狙われ、この上なく危険ななります。憲法9条を世界に発信することこそが、平和の礎になると思います。
満蒙開拓団の悲劇を思うとき、国家のウソに我々は常に気を配らなけれなと思した。






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