今日は、連れ合いと「在宅酸素の会」の例会に参加しました。
患者の方は7人、酸素の業者の方、会場を借りている施設の職員の方などを含め、全部で11人のこじんまりした会でした。
患者会の性格から寒い時季には例会はやらず、今日が、今年初めての例会でした。
改めて、参加者の自己紹介をしました。お話を聞いていてビックリすることばかりでした。
「若いころにいろいろの病気に罹り、身体障害者に該当するのだが身障者1級では就職できないので、お願いして3級の認定を受けて、何とか就職した」
「特養ホームにいる100歳の母親と会いに行くと、今でも、自分のことより娘の私のことが心配でいろいろ気を使ってくれる」
「病気のこともあり、結婚もせず、独身で通したが、高齢になり、いろいろ考えると夜も眠れず、ウツ病気味である」
「最近は、間質性肺炎の人が多くなったと言うが、昔は、私たちの歳になる前に亡くなっていたのでしょう」
などなど、各自の体験などが話されました。
昨年入会した私たちは、それらの話を聞くにつけ、苦難を背負った方々の生きざまに驚きました。
在宅酸素の種類や使い方、病院や家族とのかかわりなど、体験談を聞くにつけ学ぶことが多かったです。
今日は、「テーマをも設けないおしゃべり会」とのことでしたので、私はアコーディオンを持って行きました。最後に、「北国の春」の曲に乗せての健康体操、「野に咲く花のように」「知床旅情」をみなさんに歌ってもらいました。みなさん、肺疾患の方ばかりですので大きな声は出ませんでした。歌をうたうこと自体久し振りのかたばかりの様でした。でも、「次回もよろしかったら歌いましょう」とお願いしたところみなさんで次回も歌うことになり、良かったと思います。
同じような病に苦しむ者同士が励まし合って生き抜くことの意義を改めて学びました。