昨日の夕方、若い男性の声で「光回線の使用料が安くなります」との電話がかかってきました。
私はJCOMと契約してパソコンを使っています。電話してきた男性は「NTTの光回線とコラボして、料金が今よりウンと安くなるので手続きをして欲しい」と言います。
あまりにうまい話なので、一瞬、詐欺では? と訝りました。
聞いていると、「使用しているアドレスが変わるだけです」みたいなことを言い出しました。そして、頻りに「安くなる」ことだけを強調しました。
私は「JCOMと契約しているのだから、JCOMから”安くなる”と言うのだら聞く耳を持ちますが、契約もしていないところから”安くなる”と言われるのはおかしいです。契約しているJCOMに聞いてみます」と答えると、相手の男性は「わかりました。またお電話します」と言って電話を切りました。
今日、しんぶん赤旗の日曜版(9月30日付け)が配達され、その中の記事をみて合点がゆきました。
私にかかってきた電話と同じ手口で、トラブルが1万件以上起きていると言うのです。記事によれば、NTTが所有する光回線を他の事業者に「卸売り」を始めてから、トラブルが急増しているそうです。
光回線を巡っては複雑で、プロバイダーも沢山あり、私も理解不足でわからないことだらけです。そこにつけ込んだ悪質業者が詐欺まがいのことをこれからもしてくるでしょうから、平素から十分注意する必要がある と感じました。
そういえば、沖縄県知事選の応援に行った菅官房長官が沖縄で「ここ沖縄から携帯料金の引き下げを断行する」と言ったそうです。辺野古基地容認派の候補を勝たせたいがためとは言え、権限もないことを引き合いに出して利益誘導をし、票をかすめ取ろうとするやり方も、正に「詐欺そのもの」と私には思えました。辺野古基地建設反対の候補にぜひ勝って欲しいと思っています。