囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

私の好きな歌「わが大地のうた」

2018-09-04 08:48:51 | うたごえ

所沢うたごえ喫茶LOVE&PEACEの例会でした。今回も会場一杯のお客さんに来てもらいました。リクエスト曲など、34曲をみなさんで楽しく歌いました。

そんな曲の中で私がとても好きな曲です。

よろしかったらお聞きください。

わが大地のうた 【Eb】

作詞
作曲
笠木 透
田口 正和


から松 こめつが 針葉樹林 かもしか 月の輪熊 走る稜線
そびえ立ち 連なる わが山々よ
そびえ立ち 連なる わが山々よ
いくたびか春をむかえ いくたびか夏をすごし
いくたびか秋をむかえ いくたびか冬をすごし
柿の木 赤土畑 広がる水田 かわやなぎ 青い水 流れる河川
この土地に 生きている 私の暮らし
私に流れる 人たちの歴史   
私がうたう歌ではない あなたがうたう歌でもない
わが山々が私のうた わが大地が私のうた
かるかや かやつり草 積乱雲 からすうり 月見草 風渡る草原
この土に 私の すべてがある
この国に 私の 今がある   
いくたびか春をむかえ いくたびか夏をすごし
いくたびか秋をむかえ いくたびか冬をすごし
かもめどり 黒松 岩礁海岸 かつおどり 海つばめ うねる水平線
この国の 歴史を 知ってはいない
この国の 未来を 知ってはいない  
けれども私は ここに生まれた けれども私は ここで育った
私がうたう歌ではない あなたがうたう歌でもない
   
わが山々が私のうた わが大地が私のうた


■■ 楽譜の続きは、ここばクリックしてください ■■

新おけら歌集(04/01/15) / 楽譜:ビーさん(2004/09)


我が大地の歌 高石ともや

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雨の中の「3の日行動」

2018-09-03 20:44:43 | 憲法9条、大好き!

今日は9月3日。作家の澤地久枝さんや俳人の故金子兜太さんなどが呼びかけた「アベ政治を許さない 憲法9条守れ」の3の日の統一行動の日でした。

私たちは今日も、午前10時30分から11時30分まで、所沢駅東口で「アベ政治を許さない」と「憲法9条を守れ」の全国3000万人署名に取り組みました。

始めたころは曇天でしたが、天気予報に反してしばらくして大粒の雨が降り出しました。

雨を避けて、街路樹の下での宣伝です。

平和の歌で私たちをサポートしてくれた所沢うたごえ喫茶LOVE&PEACEの有志も街路樹の下でのうたごえになりました。

雨を避けるように駅前で署名のお願いでした。しかし、署名簿が雨で濡れてしまったこともあって今日の署名は一筆だけでした。

私が、平和憲法を守れの訴えをしているとひとりの女性が近づき、「中国や北朝鮮の状況を見た時、憲法9条だけで国が守れますか」とけんか腰で言い寄ってきました。私が「あなたがそう言う意見を持っていることはわかりました。マイクを渡しますからあなたの意見を言ってみたら如何ですか」と言いました。彼女は「あなたたちは共産党か?」と捨て台詞を残して立ち去りました。私が吉永小百合さんのメッセージを掲げて訴えているのにも拘わらず、護憲の考えを「共産党と言うレッテル」で封じ込めようとするのは危険な風潮だと痛感しました。

参加者は5人で、署名を貰ったのは1名でした。私たちの力は弱いですけれども、決して無駄ではない との確信のもとこれからも反戦・平和の運動を続けて行く決意です。

来月は、10月3日、所沢駅東口で、12時30分から13時30分まで駅頭に立ちます。

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「終着駅」は、「始発駅」?

2018-09-02 16:00:18 | 囲碁きちのつぶやき

今日の東京新聞の「あけくれ」と言う読者の投稿欄の記事です。

87歳の船山さんが終の棲家となるかもしれない老人施設に入所した日のことを書いています。まさに、他人ごとではありません。

私の家でも97歳になった母親を昨年6月、特養施設に入所してもらいました。入所の日、母親も船山さんと同じような心境だったと思います。

「老後は家族と暮らせると考えていた。施設は人ごと思っていた。」と思います。でも、残念ながら本人の身体能力が衰え、介護を担う人が難病になり、「老々介護」で支えきれなくなっての特養への入所でした。

「今は入りたくても入れない人が多い。」壁を乗り越えて、やっと入所させてもらいました。

そんな母親を不憫と思い、ほぼ毎日のように施設に会いに行っています。今日も午前中、2時間近くおしゃべりをしてきました。

でも、母親の問題だ とばかり思っていられない、もう一つの現実があります。

母親は98歳になりました。その子の私は、80歳になりました。母親のことと同じように自分自身の終の棲家を考えざるを得ない年齢になりました。何とか自分で動けるうちは良いのですが、いつ病院を転々とする身体になるか わかりません。

船山さんの「終着駅」の一文を読み、そういえば「終着駅は始発駅だ」と思いつきました。そんなことを思いながら、家族と自分の将来を考えた一日でした。

コメント (3)
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防災の日に考える・・・

2018-09-01 17:15:01 | 囲碁きちのつぶやき

今日は防災の日。1923年(大正12年)9月1日に関東地方にマグネチュード 7.9の大地震が起き、死者・行方不明者 10万人以上を出す大惨事が起きました。この惨事を忘れないよう、今日も各地で防災訓練が行われました。

関東大地震の陰に、多くのいわれのない人々もころされました。

「学び舎」の「人間の歴史」と言う中学校の社会科の教科書です。

 地震後、朝鮮人が攻めてくる の流言飛語のもと、軍隊、警察や自警団の手によって多くの朝鮮人、中国人、日本の社会主義者が殺害された」と書かれています。

ところが、最近とみにこの虐殺の事実を認めようとしない風潮が広まっています。小池都知事などが、虐殺された朝鮮人への慰霊文の送付を拒否しているそうです。ここには歴史の事実を捻じ曲げるだけでなく、言われない朝鮮人への蔑視の姿勢さえ感じられます。

関東大震災の日にあたり、しんぶん赤旗に以下のコラムが掲載されました。ぜひ、読んでいただき、改めて関東大震災について共に考えていただきたいと思います。

きょうの潮流

 生き証人が少なくなりいなくなっても、日本人が決して忘れてはならない出来事があります。1923年9月1日の関東大震災の直後に起きた朝鮮人虐殺はその一つです

▼「描かれた朝鮮人虐殺と社会的弱者―記憶・記録・報道」展が、いま市民がつくる「高麗博物館」(東京・新宿区)で開かれています。「美人画」や「宵待草」の詩で知られる竹久夢二は、震災の翌日から東京の街をスケッチして歩き、「東京災難画信」を当時の都(みやこ)新聞に連載しました

▼日本刀やとび口、竹やりを手にして通行人を問い詰め、朝鮮人と見れば追いまわして殺害に及んだ「自警団」。社会が騒乱するなか「朝鮮人が放火をして暴れている」などと流言し、デマを拡散したのは旧内務省であり警察官でした

▼子どもたちの間にもはやった「自警団ごっこ」を、夢二は「子供達よ、棒切をもって自警団ごっこをするのはもう止めましょう」とたしなめています

▼虐殺の現場を生々しく描いた水彩画も。頭と顔から鮮血が滴るはんてん姿の男に凶器で切りつける数人、後ろ手の男に銃剣をつきつける兵士たち…。「無残に殺された朝鮮の仲間たちよ」と呼びかけた壺井繁治の詩「十五円五十銭」の展示もあります

▼小池百合子都知事は今年も関東大震災の朝鮮人犠牲者の追悼式に追悼文を送らないと主催者に伝えました。行政の長が加害の史実に背を向ける姿勢は民族差別をあおる風潮にもつながります。歴史に刻まれた人間の愚かな行為。くり返すわけにはいきません。

 

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