「能率の父」と呼ばれた上野陽一が、晩年に取り組んだテーマが、独創性・創造性の開発。
上野は、当時の最先端であった米国の創造性開発技法を日本に持ち込みました。
ブレインストーミング法、
チェックリスト法、
ゴードン法などの手法。
今では、日常の仕事の中で使っているビジネスツールですが、その元祖は上野陽一の独創性開発理論。
能率のコンセプトである目的と手段のパランス化の中で、目的を達成するための手段は多様にあります。
東京から大阪へ移動する場合、新幹線・飛行機・高速道路・自転車・徒歩!?といったビークルがあったり、また経路自体もさまざま・・・。
正解は決して一つではありません。
目的を成し遂げるためには、方法論としての手段があればあるほど、最適なものを見出す可能性が高まるのです。
そのためには、独創性や創造性を発揮していくことが求められます。
独創性と創造性の開発についても、これまた様々な方法論があります。
成し遂げたい目的・目標に合致した方法論の探索も、これまた独創性・創造性が求められているのです。