能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

強運を呼び込む4つの法則 ワタミ社長の著作・・・努力 ・原理原則・明るい・心に一点の曇りもないこと

2010年12月24日 | 本と雑誌

妻の父親がワタミの介護施設に入っています。

当初は、居酒屋が経営する介護施設なんてという偏見を持っていましたが、そのサービスはかなりのレベルにあります。

建屋は最新、ロビーにはグランドピアノやゆっくりくつろげる応接セットがあり、職員も大きな声で明るく挨拶してくれます。

同社の2010年度の財務報告を見ても居酒屋部門の苦戦を介護部門でカバーし増収増益になっています。

同社の渡邊社長の著作「夢に日付を」は知っていましたが、ロビーの本棚に「強運~」本を発見、待ち時間に同書を手に取ってみました。

居酒屋チェーンの親父さん程度の理解しかなかったところに、この本は驚きでした。


1 神が助けたいと思うほどの努力

2 原理原則を重視する

3 明るく人に接する

4 心に一点の曇りもないこと


これが渡邊社長の言われる運を呼び込む鉄則(メモをとらなかったので少し不安ですが・・・)。

なるほどなあと思った次第です。

ワタミの今後に注目しています。


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マネジメント -管理と経営- マネジメントを「経営」と解釈した時点で、視点は「お客さま」に向かいます

2010年12月24日 | マネジメント

マネジメントを「管理」と解釈した時点で日々のマネジメントが変わります。

Excelでチェックリストや管理表を作り部下をコントロールし始めます。

これでもかの形式主義は部下・メンバーのやる気をなくし職場の空気を凍らして行きます。

報告や連絡を課せば課すほど、事務量が増え職場の業績は低下していきます。顧客より組織を大切にし始めます。

そう、「管理」は刃物、もろ刃の剣なのです。


いっぽう、マネジメントを「経営」と解釈した時点で、視点は「お客さま」に向かいます。

入りを図って出を制する、そのためには顧客満足を一義として、日々の工夫・努力が始まります。

マネジメントは「経営」。

管理者ではなく経営者の端くれであること。そう信じたい昨今です。


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