広島のB級グルメと言えば、お好み焼。
東京では、「広島風お好み焼き」と呼ばれますが、広島では「広島風」とは決して付けません。
鉄板で食べるのが通、ヘラで食べるのが通、マヨネーズをかけるのは邪道・・・などなど言われていましたが、
友人知人・家族とワイワイ楽しみながら食べるのが広島風です。
戦後は、「一銭洋食」とよばれ、県内には700店のお好み焼屋さんがあったと言われています。
本当に庶民のB級グルメなのです。
お好み焼専用のソースも、オタフクソース、カープソースがあります。
個人的には、カープソースのファンなのですが、メジャーなのはオタフクソース。
ビールで豪快に流し込むのが、最高に美味しい食べ方だと思います。
餅を入れたり、牡蠣を入れたり、最近ではチーズをかけたり(ビックリ)、さまざまなバリエーションが出てきました。
基本は、小麦粉、豚肉、キャベツ、玉子、青のり・・・。そこに、中華めんかうどんというオプション。
最近では、その両方の麺を入れるチャンポンというのもあるそうです。
JR広島駅ビルの二階にある「麗ちゃん」「いっちゃん(旧第二麗ちゃん)」が個人的には好きです。
初めての方であれば広島の中心地・八丁堀そばの「お好み村」や「みっちゃん」探訪も良いと思います。
ソバ玉子入りのお好み焼きをいただきました。
ハイボールで流し込む・・・最高に幸せな瞬間です。
酒飲みに大好評なのが、小イワシの刺身、小イワシの天ぷら。
イワシを100回洗えばタイの味と言われています。
これを地酒で流し込むと、ほとんど「酒場放浪記」の世界です。
賀茂鶴、西条鶴、雨後の月、千福、酔心などなど、広島には全国レベルの日本酒があります。
そして、忘れてならないのは、尾道ラーメン。
豚の背油の浮いたあっさり系、魚介系のスープ・・・自家製の平麺・細麺は、これまた最高です。
できれば、尾道市の朱華園、つたふじ、一番屋などで食べたいものです。
広島B級グルメ。
安く、美味しく、手軽に楽しむことが出来る一大エンターテイメントです。