広島市で発行されている地方紙「中国新聞」。
今週の水曜日一面にある「天風録」を読んでいると謎の解説???
天風録は朝日新聞の天声人語に該当するコラムです。
そのコラムによると、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)の「鉄道」の「鉄」の字が「鉄」ではないとのこと・・・。
???
ネットでJR西日本のホームページを調べてみると、一部に「鉄」の字が使われていないことが分かりました。
びっくりしました!
セブンイレブンの最後の一文字だけが小文字の「n」であったり、富士フィルムではなく富士フ「イ」ルム、ブリジストンではなくブリ「ヂ」ストンと同じようなトリビアでした。
確かに、「鉄」ではなく、「金」編+「矢」という一文字の漢字になっています。
民営化以前の国鉄(日本国有鉄道)は大赤字でした。
「国鉄」と書いて、「国」の「金」を「失う」と揶揄されていました。
もう赤字にはしたくない、金を失いたくないという思いから、「鉄」という字を使いたくなかったんでしょうね。
「金」+「矢」なら、ゴールデン・アロー(金色の弓矢)でカッコいいですものね。
今月は、関西圏や中国地方圏での不採算路線がJR西日本から発表されたばかりです。
コロナがあったり物価が上がったりと大変なご時世ですが、地方、地域の人流、物流のカナメであるJRさん・・・頑張ってほしいものです。