能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

ただ今、橋の点検中 インフラのメンテナンスも大変です!6本の川が流れる広島の街

2023年11月14日 | 社会・経済

ランチに出かける途中、柳橋で橋の点検作業が行われていました。

広島市の中心部を流れる京橋川に架かる柳橋。
人と自転車だけが通ることの出来る古い橋です。
そばに架かる京橋でも点検作業でした。
6本の川が流れる広島の街は、橋の街でもあります。

川には、別の船に注意を促す警戒船が待機していました。

点検作業は、職人さんの個人技。
蓑虫のように橋からぶら下がり、ハンマーで叩いてチェックしていました。
ちょっと危険を伴う作業です。
レーザー波を当てたり、ロボットを活用したり出来ないんでしょうかねえ?
本当にご苦労様です。

日本の社会インフラの多くが半世紀以上前に造られたもの。
橋、道路、トンネル、水道管、電柱、ガス管など、いつ壊れておかしくない箇所が多々あります。
最近では、道路や横断歩道の白線が消えそうになっている所が目立ちます。
少々高齢化、人口減少、国力の衰退、国際競争力の低下、税収減少・・・この国の課題は山積み状態です。
 
安全、安心を守る職人さんや専門職も減少しているそうです。
今は、持続可能なサステナブルな日本社会を作るためのラストチャンスかもしれません。
ご安全に!

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共闘スタートアップ!ソニーに学ぶCVC活用術 日経ビジネス誌の特集・・・最後のチャンス!がんばろう!ニッポン

2023年11月14日 | マーケティング

CVC・・・コーポーレート・ベンチャー・キャピタルのことです。

米国発の資本主義を高回転させるための仕組み、スキーム。

有望なスタートアップ企業への出資を通じて、GAFAMなどのビッグテック、プラットフォーマーを産み出してきました。

日経ビジネス2023.11.13号の特集は、「共闘スタートアップ!ソニーに学ぶCVC活用術」。

立ち遅れている日本のCVCの頑張っている姿を丁寧な取材で紹介しています。

Contents

Part1 米テック覇権の源泉 有望技術に8兆円

Part2 日本の代表格はソニー 出資先が「らしさ」生む

Part3 CVC先進7社の活用術 協業の先に成長への道・・・エネオス ダイキンGX

 

失われた30年・・・国際競争力が低下し続けている日本。

このCVCが、まだまだ発展途上の状況です。

世界的のスタートアップCVCから14.8兆円という巨額のカネを調達しています。

そのうち、約半分の7.7兆円は米国のCVC。

日本は、何と3800億円。

米国の20分の1・・・勝負になりません。

岸田政権も重い腰を上げ、やっと「スタートアップへの投資額を10倍超の10兆円規模にする」という政策を打ち出しました。

その達成に向けて「人材・ネットワークの構築」「資金提供の強化と出口戦略の多様化」「オープンイノベーションの推進」という3つの柱を掲げています。

昔のように通商産業省の打ち出す施策が効くわけでもないため、日本を代表する大手企業の内部留保をどう引き出すか?ということがポイントになると思います。

この特集では、ニッポンCVCの先頭を走るソニー、エネオス、ダイキン、トッパン、商船三井などの取り組みを紹介しています。

少子高齢化、人口減少、景気停滞・・・ここで踏ん張らなければ明日はありません。

最後のチャンス!

がんばろう!ニッポン


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