三連休、広島・平和大通りで公園化に向けた実験「平和大通りフェスタ」が開催されました。
街おこしに向けた実証実験です。
戦後の復興の中、広島市では平和公園、平和大通りが建設されました。
米軍の原爆投下により焼け野原になった広島の街。
14万人の人たちが虐殺され、75年間は草木も生えないと言われた広島市。
復興に向けて動き始めました。
道幅100メートルの平和大通り。
広島市の中心部を貫く、文字通り大通りです。
広島市では、この平和大通りエリアを活性化するための実験として、「平和大通りフェスタ」を開催。
最近の研究では、大通りは都市機能を分断化するという研究もあります。
大きな通りが障害となり、人流、物流を小さくするということのようです。
わざわざ長い距離を移動したくないということだと思います。
札幌市や名古屋市でも、大通りが都市機能を分断しているのではないかという課題を有しています。
広島市も同様です。
この実証実験では、平和公園の緑地スペースに、飲食やステージ、ワークショップ空間を設営し、集客力を上げようとする試みです。
VR(バーチャルリアリティ)の体験コーナーもありました。
原爆投下後の広島の街をVRで再現。
リアルな映像に驚きました。
はじめて本格的なVRを体験することが出来ました。
6か国語に対応しているということです。
広島の100メートル道路、平和大通りの広いスーペースを今後どのようにしていくか?
今回の実証実験イベントは、様々な学びを与えてくれたと思います。
明日の広島、未来のヒロシマを創っていく・・・実に楽しみです。