能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

宇宙船地球号、持続可能な世界を実現するために必要なこと・・・SDGs、ESG、サステナブルはひとり一人の努力が必要です

2023年11月04日 | 社会・経済

人新世・・・人類の経済活動や核実験によって、環境変化が大きくなり、地球の自然のシステムを変えてしまった時代のことをいいます。

このまま行くと地球は人の住めない世界になると言います。

1972年のローマクラブの提言は、はるか先のことと思っていましたが、地球温暖化、沸騰する地球、異常気象、台風やハリケーンの続発、山火事・・・。

人類の終焉は、あっという間に訪れるように思います。

 

宇宙船地球号、持続可能な世界を実現するために必要なことは、行き過ぎた資本主義社会を修正することだと考えています。

SDGs、ESG、サステナブル・・・。

今、しっかり取り組まないと、手遅れになる可能性大です。

 

日本には、「もったいない」精神がありました。

SDGs以前にも、この「もったいない」精神は国際社会で知られていました。

節約とケチは違います。節約は自分で主体的に倹約し余ったものを人に分けたり、分配する。

これに対して、ケチは自分のためだけにやる、ということになります。

SDGsを達成するためにも、この「もったいない」精神を活かしたいものです。

 

国や企業の環境対策が最重要です。

スケールの大きさは、責任の大きさです。

そして、ひとり一人の地球市民は、エシカル、節約、ミニマリスト、シェア・・・ちょっと不便でも我慢が必要。

ひとり一人のちょっとした努力、心づかいの積み重ねが、今、求められていると思います。


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車のある風景 松任谷正隆さんの新刊本・・・クルマ好きにはタマラナイ必読の一冊です 日本の自動車史を巡るエッセイ集

2023年11月04日 | 本と雑誌

JAFから定期刊行されている「JAF Mate」。

この雑誌に掲載されている松任谷正隆さんの人気エッセイが一冊の本になりました。

ユーミンさんの旦那さんである正隆さん。

音楽プロデューサー、作編曲家、日本自動車ジャーナリスト協会所属の正隆さん・・・70歳になられるとのこと。

「カーグラフィックTV」でも有名なMr.自動車・・・クルマのウンチクでは日本を代表する方です。

車のある風景

松任谷正隆著  JAF Mateブックス  1800円+税

 

日本が高度成長していく中、東京の山の手で育った正隆さん。

急速に自動車が普及していく光景を、そして音楽、恋愛、クルマの中で右往左往した青春時代をクールなタッチで描写していきます。

日本の戦後史の中の自動車、外国車を、自ら運転されてきた正隆さんだからこそ書けるエッセイ集と言えます。

 

目次

第1章 少年時代の思い出

第2章 バンドライフ、カーライフ

第3章 結婚生活あれこれ

第4章 クルマ選びに思う

第5章 カーライフよもやま話

第6章 忘れえぬ出会い

第7章 クルマ乗りの心得

第8章 今、そしてこれから

正隆さんの若き日の写真、最近の写真が随所に入っています。

また、唐仁原教久さんが描くクルマの挿画が、とってもお洒落、さらには装丁もなかなか素敵な本になっています。

自分のカーライフとオーバーラップさせながら、ドライバー心理「あるある」が散りばめられたドライバーの共感を呼ぶ一冊です。

ユーミンさんとの結婚の話、「中央フリーウェイ」の裏話、納豆スパの話・・・エスプリとユーモア、笑いを誘うタッチが素晴らしいです。

カーグラTVで見る正隆さんの紳士的で温和な語り口からすると、家庭内ではユーミンさんに主導権を取られているイメージでした。

が、このエッセイ集を読むと、かなりの亭主関白なのではないかと思った次第です(笑)。

巻末には、特別付録として「僕の自動車回顧録」が掲載されています。

正隆さんが乗ったクルマの中で印象深いものをエッセイを交えて解説していきます。

はじめて乗ったカローラスプリンター、コロナマークⅡ、アウディ、メルセデス、アルファロメオ、ポルシェタルガ、ランドローバー、三菱ジープなどが紹介されています。

読書の秋、秋の夜長にユーミンを聴きながら読んでいただきたい一冊です。


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