今日は、お休み。
土曜日の朝、珈琲を飲みながら、まったりと本を読んでいると、友人から電話が・・・。
「チケットがあるから、歌舞伎行こうよ。」
「寒いし、築地まで行くのは勘弁してよ。」と私。
「いやいや、六本木だよ。一杯おごるからさ、来てよ。」
広告代理店時代、同期だった大酒のみの遊び人(失礼!)と歌舞伎鑑賞とは、なかなかオツなもの。
六本木で歌舞伎も面白いよな・・・と思いつつ、大江戸線に・・・。
劇場は、ヒルズそばのEXシアター。
六本木で歌舞伎とは、はじめての体験。
なんと、到着してから、主演が中村獅童さん・市川海老蔵さんと判明し、びっくり。
「地球投五郎宇宙荒事(ちきゅう・なげ・ごろう・うちゅうのあらごと)と読みます―汗―」
古典歌舞伎からすると、ホント、ぶっ飛んでいます(笑)。
江戸に現れた宇宙人と戦うという演目です。
久々に楽しいステージを楽しむことができました。
熱狂的な年配のファンの多い歌舞伎座のアウェー感もなく、楽しむことが出来ます。
さすがは、看板役者。スーパースターです。
日本に生まれて良かったなあ・・・としみじみ感じた次第です。
伝統をただ守ることだけではなく、発展、進化させていくことにより、生き残っていける・・・まさに、「守・破・離」の世界です。
出雲の阿国から21世紀まで、歌舞伎はカタチを変えながら、傾きながら、発展してきたのだと思います。
きっと22世紀には、今とは、また違った形になっていると思います。
2月18日までの公演とのことです。ぜひ観ていただきたい日本の宝・・・です。