イーロン・マスクさん・・・世界一のお金持ち。
テスラ社、スペースX社、ボーリングカンパニー社、ソーラーシティ、ニューラリンクなどをスタートアップしGAFAMを上回る価値総額のある企業群に育て上げました。
最近では、ツィッター買収裁判でニュースをにぎわせています。
南アフリカで生まれ、カナダそして米国へ。
ギフテッド・・・天才マスクさんは、米国で大輪の華を咲かせました。
日経ビジネス誌2022.8.15号の特集は「イーロン・マスクの頭の中」。
米国で浸透していく新興宗教のような「マスク教」をレポートしています。
コンテンツ
Part1 すべては「人類を救う」ため 火星移住に全力疾走 裏で支える7人の侍
Part2 信仰者が米国で急増中 熱狂×ユーチューブで拡散する「マスク教」
Part3 周囲を翻弄する「天使」と「悪魔」の共存
Part4 マスク流リーダーシップの要諦 紙一重の情熱が生むビジョンと現場主義
マスクさんの高速仕事術。
効率化コンサルタントのダン・シルベストレ氏が「10則」としてまとめています。
マスク流 仕事の流儀10則
1 1日は最も重要な仕事から始める
2 「真実のフィードバックループ」を高速に回す
3 過去の実績ではなく「第一原理」に基づいて判断する
4 何事も自分の言葉で直接、伝える
5 明瞭・簡潔・直接的な言葉を選ぶ
6 相性の良いマルチタスクをバッチ化する
7 5分刻みのスケジュールを組み、全体の8割の問題解決の実務に注ぐ
8 実現不可能と思われるゴールをあえて設定する
9 努力すれば能力は高められると信じる「グロースマインドセット」を持つ
10 現場の社員にも教えを請い幅広い知識を身につける
壮大なビジョンを打ち出し、しかも大胆にして細心、そして現場主義・・・。
すごい経営者です。
しかも、テスラ社のファンからも称賛の声があがっています。
「僕にとっては優しいメンター。苦言を呈しても、聞き入れてくれる」
「あきらめなければ願いはかなうと、教えてくれた」
「イベントにふらりと現れ、テスラ車の所有者と交流を深める気さくな人」
マスク教の信者が増えるはずです。
この特集では、マスク氏に学ぶ「魅力的なリーダー」の5カ条も取り上げています。
マスク氏に学ぶ「魅力的なリーダー」の5カ条
1 軸をぶらさない
2 学歴エリートに頼らない
3 万年単位の長期的未来を本気で考える
4 無駄を徹底的に排除する
5 ビジョンは大きく、数字は小さく
マスクさんの参画する経営会議では、マクロとミクロの数字が飛び交うとのこと・・・。
徹底したビジョン経営、ミクロ視点の現場主義・・・。
マスクさん、テスラ社、スペースX社の快進撃は、まだまだ続きます。